REPORT【報道】

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 レッドブルが開拓したエナジードリンク市場は今や世界中に広がりを見せ、各国で様々な商品が販売されています。

 

 マーケティングが命とも言えるエナジードリンクだけに、F1界でもいくつものブランドの商品を見つけることができます。日本に馴染みのあるものやないもの、そして同じブランドでもその国でしか販売されていない商品など、グランプリによって様々なものに出会います。

 

 そんなエナジードリンクをテイスティングしご紹介していこうという不定期コーナーがこちら、【エナジードリンク・ガイド】です。

 

 今回はケータハムでお馴染みの『EQ8』をご紹介しましょう。

 

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 チームオーナーである実業家トニー・フェルナンデスが立ち上げたエナジードリンクで、本社はケータハムF1チームの元本拠地であった英国ヒンガム。ただしバカ売れという感じではなく、イギリス国内のいくつかのスーパーマーケットのみ(テスコ、サンズベリーなど)で販売されているそうです。なので、まだまだマイナーな存在です。ある意味レアものです。

 

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 自然素材を使った“ナチュラル志向のエナジードリンク”というのが売りだそうです。1本250mlあたり150mlはフルーツ由来のジュースで構成されています。残りの100mlが炭酸水とエネルギー素材ですね。

 

 レッドブルが1日3本までと定められているのに対し(その販売国の薬事法によって異なりますが)、EQ8は1日5本まで。そういう意味では、エネルギーは少なめ?

 

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 味は2種類で、『オレンジ&パッションフルーツ』(左)と『クランベリー&アップル』(右)です。

 

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 まずは見た目も美味しそうな紫色の『クランベリー&アップル』から試飲してみましょう。

 

 グラスに注ぐと半透明の紫のジュースがシュワシュワして、まるでファ●タのよう。で、一口飲んでみると……

 

 ん? なんか想像してたのとはちょっと違う味……。見た目からはグレープ(ブドウ)味を想像してたんですが、確かにクランベリーのちょっとした酸味も感じるし、その後にはアップルの香りもふわっと漂います。

 

 てゆうか、全体的に薄い! まるでチューペットの凍らせる前のあれを飲んでるような感じ……。後味も薄くて、味はあっという間に消えて微妙な香りだけが口の中に残ります。

 

 よく見ると缶の下に「朝鮮人参、グリーンティー、ガラナ入り」と書いてあります。確かに、口野中に残る香りにはちょっとフルーツ以外の薬草っぽい雰囲気もあります。ちなみに、ヨーロッパで言うところのグリーンティーっていうのは、日本茶とか緑茶じゃなくてミントティーとかハーブティーのことです。

 

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 炭酸もレッドブルほど強くない微炭酸で、これがまた“薄い”印象をさらに加速させているような。気分的にファ●タを期待して飲むとかなり肩すかしを食らう、物足りない印象のドリンクです。フルーツジュースとしても薄いです。ヨーロッパの人は濃いめの100%フレッシュジュースをミネラルウォーター(ガス入り・ガスなしともに)で割って薄めて飲んだりしますが、そのガス水を入れ過ぎちゃったような感じ(苦笑)。

 

 う〜ん、★1つ! エナジードリンク好きな人って基本的に濃いめのガツンとしたのがお好きだと思うので、あんまりお勧めできません。普通に薄味のジュースが飲みたい方には良いかもしれません。

 

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 では、続いてもう1本の『オレンジ&パッションフルーツ』を試飲!

 

 こちらはグラスに注いだ瞬間から分かる濃さ! ドロドロとまではいかないけど、液体にトロみがあります。グラスの表面に付いた泡がなかなか消えないでいることからも分かるのではないでしょうか?

 

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 見た目は完全に炭酸入りのオレンジジュース。先ほどとは違い、こちらは半透明でもなく、見た目にも濃さが伝わってきます。

 

 オレンジジュースだと思って飲むと、またしても想像とは違う味。オレンジというよりもマンゴーに近い甘さが感じられます。このあたりがパッションフルーツのテイストなんでしょう。しかし甘すぎることもなく、なかなか良い感じの甘さです。

 

 というか、香りが結構刺さります。飲む前からただのオレンジジュースではない、トロピカルな香りが強く漂っているんです。

 

 こちらも「朝鮮人参、グリーンティー、ガラナ入り」だそうですが、そんな要素はほとんど感じられないほど、オレンジ&パッションフルーツ(特に後者)が濃いです。

 

 トロみのあるジュースなので、舌触りというかのどごしも結構強め。正直言って、1本飲むのは結構疲れます。普通の人なら、おそらく半分くらいでノックダウンではないでしょうか。そのくらい、いろんな意味で“濃い”です。

 

 というわけで、こちらは★3つかなぁ。いずれにしても、“エナジー充実感”はあまり感じられないエナジードリンクです(苦笑)。

 

 英国の一部でしか販売されていないとあって、日本ではまず入手する機会はないでしょうし、ヨーロッパなどでさえもあまり見かけることはないと思われるレアなこの『EQ8』ですが、いろんな意味でエナジードリンクらしくないエナジードリンクですので、もしチャンスがあれば一度トライしてみてください!

 

(text and photo by 米家 峰起)

 

 

 

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