F1ドライバーってこんなヤツ

20140630-10

 

 マクラーレンの不振ですっかり目立たなくなってしまった感のあるジェンソン・バトンですが、相変わらず彼の周りには大勢の報道陣が集まりますし、特にイギリス人を中心に人気はあります。日本の一般人の間では、「道端ジェシカの恋人」ということでアイルトン・セナとミハエル・シューマッハに次いで3番目くらいに有名なF1ドライバーなのではないでしょうか? 若い女性の間では一番有名かも。

 

 そんなジェンス(イギリス人の間ではJBかジェンスと呼ばれています)ですが、実際とても良い人です。2009年にチャンピオンになりましたが、それでも全然変わりません。パドックには「F1ドライバーは嫌なヤツじゃないと大成しない」という定説がありますが、「でもジェンスだけは例外」と言われています(笑)。

 

 彼は本当にファンにも一人一人丁寧に接しますし、メディアの嫌な質問にもきちんと答えてくれます。広報スタッフが「はい、もう時間だから終わり!」って言っても、まだ質問する人がいればジェンスは「なになに?」とその人にきちんと対応しますし、イギリス人以外の人間には分かりやすい発音と表現で話してくれます。

 

 特にF1のキャリアを通してマイルドセブンやホンダなど日本とのつながりが強く、本人も日本が大好きとあって、日本人に対してはとても丁寧に親切に接してくれるのが印象的です。オフの間だけでなくフライアウェイの期間も含めて日本で過すことも多く、日本食が大好きで好物は「ウニそば」だと言うくらいですから(笑)。

 

 実は長身で体重が重いジェンスはかなり厳しい食事制限を余儀なくされていて、普段は炭水化物を一切摂らない食生活をしています。お米もパスタもパンもなしで、彼が食べているのはほとんどが魚料理と野菜です。サラダにかかっているのが和風の青じそドレッシングだったのには感心しましたが(笑)、これが毎日だとしんどいなぁと思います。それでも本人は「これが僕らの仕事だから」と受け入れて、影ながら努力しているんです。まぁ、日本に滞在しているとヘルシーな日本食ばかり食べているせいかグランプリ期間中よりも体重が減るそうですけど(笑)。

 

 以前ジャーナリスト3人(僕とフランス人とドイツ人)対ジェンスで3to1形式のインタビューをやったとき(というかマクラーレンの成績があんな感じなので、定例の3to1が埋まらなくてチーム広報に呼ばれて強引に参加させられたりするんです(苦笑))、そんな話をしたら他の2人も「へぇ〜、初めて知ったよ」と感心していましたよ。

 

 いつも柔和な笑顔で人気者のジェンスだって、影ながらそんな苦労をしているんです。

 

(text by 米家 峰起 / photo by Wri2)

 

 

 

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