2014 Rd.12 BELGIUM

20140825-01

 

 F1デビュー戦をわずか3周で終えることになってしまったアンドレ・ロッテラーだが、本人はF1という世界でもやっていけるという自信を手に入れたようだ。今回の契約はあくまでワンオフのものとしているが、できれば良く知る鈴鹿で開催される日本GP似も出場したいと語った。

 

ーー今日デビュー戦に臨む時は緊張した?

「スタート直前はリラックスしていたし緊張してはいなかったよ。今朝は自分がグランプリを戦っているんだ!って特別な気分がしたし、朝食もちょっと遅めにとったりと、いつもとは少し違っていた。でもグリッドにつく頃にはストレスもなかったし、全然問題なかったね」

 

ーー3周目にリタイアとなってしまいましたが、どんな気分ですか?

「F1に参戦できて素晴らしい経験ができたけど、だからこそたった2周で終わってしまったのはガッカリだね。もちろん、きちんとレースをフィニッシュしてグランプリをフルに戦いたかったよ。

 でも、これだけでも充分に素晴らしい経験だったし、泣いて家に帰るような感じではないよ。もっと上手くやれたかもしれないけど、今週末を通して僕はひとつもミスを犯さなかったし、全て上手くやれたと思う。悲しむ必要なんてないと思う」

 

ーーリタイアの瞬間は?

「ブランシモンで突然パワーを失ったんだ。マシンが止まってからもなんとかリスタートできないかいろいろと試しては見たんだけど、もう完全にシャットダウンされていてどうしようもなかった。でも僕は子供の頃からレースをしていて、レースではこういうことも起きるということは分かっているからね」

 

20140825-02

 

ーーこうした形でF1デビューを決めたことを後悔していない?

「良い選択だったと思う。レーシングドライバーとしても1人の人間としても、これだけ素晴らしい経験をして得たものは大きかったと思うからね」

 

ーー今後の予定は?

「今回の参戦はワンオフ(1レースきり)のものだし、1回きりのチャンスでも僕にとっては上出来だし充分すぎると思う。でも、またレースをするチャンスが与えられるなら、それを生かしたいね。今後については彼ら(チーム側)が判断することだし、僕はスポンサーなど関係各所に影響を与えたくはない。WECのアウディやスーパーフォーミュラでの自分自身のキャリアをこれ以上妥協したくはない。僕が乗れるとしたら、日程的にはモンツァと鈴鹿だけじゃないかな」

 

ーー第一優先は?

「WECのアウディでの自分の仕事だよ。非常に大きなプロジェクトだし、WECは素晴らしい選手権だ。僕はそのために数年前にフォーミュラレースを辞めて参加したほどだ。アウディでトップを走り優勝するのも素晴らしいことだし、とてもエンジョイしているんだ」

 

ーー日本GPも走りたい?

「鈴鹿はもう10年もレースをしているし、僕にとっては最良の場所になるだろう。その点ではこのスパと鈴鹿がそうだった。走り込んでいて気持ち良く走ることができるサーキットだ。チームから依頼されれば断る理由はないし、間違いなく“NO”とは言わないよ。でもそれは僕が決めることじゃないし、僕としては彼らの決断を待つだけだよ」

 

(text by 米家 峰起 / photo by 米家 峰起, Caterham)

 

 

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Comment

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  • コメント (2)
    • zirut
    • 2014年 8月 25日

    チームとしてレースの結果は残念でしたが、コリン・コレスとロッテラーの間ではスパで多少強引にでもシートを得て結果を出すことで、今後もレギュラードライバーとして参戦するストーリーができあがっていたのかと勘ぐってしまいますね…。

  1. MINEOKI YONEYA
    • MINEOKI YONEYA
    • 2014年 8月 25日

    木曜から本人はあくまで「ワンオフ」というニュアンスでしたが、レースを終えた後は「もうちょっと走りたい」みたいな雰囲気に変わっていたのがちょっと気になりますね(笑)。でもアンドレはWECの仕事は捨てませんし、今シーズン残り7戦中2戦がWECと重なっているので、レギュラーということはないでしょうね。

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