F1LIFE AWARD 2016

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 2016年シーズンの色んな意味でベストなスポンサーを選出するのが【SPONSOR OF THE YEAR 2016】です。

 

 【F1LIFE AWARD 2016】ではスポンサーを以下の項目で採点し、その合計点で最優秀スポンサーを選出することとします。

 

【露出度】どのくらい人々の目に触れたか。

 

【話題性】PR活動がどのくらい話題になったか。

 

【意外性】人々をあっと言わせるような活動だったか。

 

【ビジュアル】PR活動露出の見た目の良さはどれほどだったか。

 

【貢献度】どのくらいF1に貢献したか。

 

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 ノミネートされたのは以上の5スポンサーで、F1LIFEの採点結果はこの通りです。

 

 2016年シーズンのF1で最も存在感を示したのは、何と言ってもハイネケンでした。カナダGPの週末にFOMとのグローバルパートナー契約が大々的に発表されるやいなや、ジル・ビルヌーブ・サーキットにもハイネケンの広告が掲げられました。正式なスポンサー開始はイタリアGPからで、タイトルスポンサーに。ドライバーたちを招待してフットサル大会を催したり、ジャッキー・スチュワートをフィーチャーした「乗るなら飲むな」のプロモーション映像を製作してパドッククラブで大々的に発表したり、F1にとっては久々の大型スポンサーとあって話題性は抜群でした。

 

 それ以外のグランプリでも、ハイネケンのロゴを用いたブランド広告、そして「乗るなら飲むな」キャペーンのメッセージ広告が至るところに掲げられました。コース脇の看板だけでなく、観客エリアまで含めて大々的に広告展開がなされ、その代わりに観客エリアで販売されるビールは全てハイネケンに。パドッククラブで提供されるのも全てハイネケンになりました。

 

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 結局のところ、この大型スポンサー契約の実現はマーケティング責任者がF1大好きのイタリア人だからっていうのが大きかったんですが(苦笑)、ビジュアル的にも目新しく、F1に対する貢献度も大きかったということで、満点の25点評価で文句なしの【SPONSOR OF THE YEAR 2016】となりました。なお、2017年はイタリアGPと中国GPでタイトルスポンサーを務める予定です。

 

 最近ではWECなどあちこちで露出を拡大している高級腕時計ロレックスですが、2014年のF1参入から時間が経って新鮮味は薄れてきたとはいえ、やはり依然としてF1でも存在感はあります。テレビの計時情報テロップやピットレーン出口のブリッジと時計など、あちこちでロレックスを目にします。というわけで2016年スポンサーの次点に。

 

 同じくF1のグローバルパートナーであるエミレーツは、今年は日本GPで初のタイトルスポンサーを務め、鈴鹿としても2006年以来久しぶりにグリッドガールが復活するということに。そのビジュアルは意外性もあり好印象でしたが、それ以外の場面ではイギリスGPでグリッドガールを用意したくらいでそれほど強くアピールすることもなく、全体としてはそれほど高い評価にはなりませんでした。

 

 マクラーレンを離れて電撃的にレッドブルへ移ったタグホイヤーは、パワーユニット名になったものの、その名が呼ばれることはほとんどなく、どれだけ宣伝効果があったかは疑問が残るところ。しかしメディアや店舗などではレッドブルのビジュアルを使った宣伝が大々的に行なわれており、タグホイヤーとしては充分に満足できる内容だったようです。

 

 同じくレッドブルに電撃的についたアストンマーチンは、開幕戦オーストラリアで発表されると大型契約かと思われましたが、実際はぼんやりとした提携のみでそれほどの訴求力はなし。レッドブルのノーズとリアカウルに小さなロゴがついているだけで、あとはアストンマーチンとレッドブルが共同で研究開発した市販車の2018年発売が発表されただけでした。ということでそれほど高い評価にはならず。まぁ、それ以外にも思ったほどPR効果を獲得できなかったスポンサーはたくさんありましたし、スポンサーという観点ではハイネケン以外は少々ガッカリの2016年だったのかもしれません。

 

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(text and photograph by 米家 峰起)

 

 

 

 

 

 

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