2014 Rd.1 AUSTRALIA
【オーストラリアGP・日曜日】今井弘エンジニア「パワーユニット熟成に左右される段階はもう終わった」
新人ケビン・マグヌッセンが2位表彰台を獲得し、ジェンソン・バトンも10番グリッドから3位まで強力な追い上げを見せた。マクラーレンの今井弘エンジニアは、同じパワーユニットを使うメルセデスAMGに車体性能で劣っていることは認めながらも、すでにパワーユニットの信頼性に左右される時期は過ぎ、マシン開発が本格化していくだろうと語った。
ーー開幕戦を2位・3位で終えましたが、満足のいく結果ですか?
「本当は1位・2位でなければいけませんが、現実的に考えれば比較的上手くいったレースだったと思います。もちろん何台か自滅しての結果ですから、手放しでは喜べませんけどね」
ーーレッドブルのパフォーマンスについては?
「彼らはテストで全然走っていなかったので、我々としてもどう考えて良いのか分かりませんでしたが、クルマの空力性能・メカニカル性能がすごく良いということは分かっていましたから、(パワーユニットが)ちゃんと走りさえすればすごく速いだろうとは思っていましたし、実際にその通りの結果でしたね」
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ジェンソン、クールですね~。かっこいい。
今井さんの囲みの写真も、初めて見ました。新鮮でした。雰囲気がとてもよく伝わってきました。どうもありがとうございます。
「PU熟成に左右される段階はもう終わった」というのは、ルノー勢も、そうなんでしょうかね???
今井さんへの取材というのはチーム公認ではないので(苦笑)、レース後にタイヤを見ている今井さんを捕まえて話を聞くという自然発生的な感じなんです。今回のようにその場に何人か日本人ジャーナリストが居合わせてカコミっぽくなる時もあれば、1人で話を聞く時もあります。他のエンジニアの方々も同じで、話が聞けるかどうかはタイミングと運に左右される部分もあります。
ルノーの徳永さんはグリッドに向かう直前に話を伺って、「予選後に対策はしたし、心配もあるけど大丈夫だとは思う」とおっしゃっていたんですけどね(苦笑)。ルノーとフェラーリはまだPUの熟成が必要な様子ですね。
なるほど~。なかなか、貴重な写真じゃないですか!
PUの話も、どうも有難うございました。