【特別インタビュー】小林可夢偉2016年・WEC編(2/3)
2016年の小林可夢偉はWEC(世界耐久選手権)とスーパーフォーミュラに参戦し、前者では富士で劇的な勝利を収めるなど最終戦までチャンピオン争いを演じて最終的に選手権3位を獲得した。しかしスーパーフォーミュラでは最終戦までポイント獲得すらならず大苦戦を強いられた。
自身初参戦となったWECの1年目のシーズンを振り返ってもらった。
[2016年WEC]
F1はどんだけ遅いんやろ?っていうくらいWECは速い
ーーWECのシーズンも振り返っていきたいんですが、まず車体のパフォーマンスがポルシェに敵うレベルにはなかった?
「僕らはそもそもルマンで勝つことをターゲットに空気抵抗の少ないルマンスペシャルのマシンを開発していたので、正直なところルマンとスパ以外は明らかに負けてたっていうのが実際のところですね」
ーーそれだけルマンで勝ちたかったわけだよね。
「ていうことです。僕も今年から参加したのでそのストーリーがよく分かってなかったんですけど、1年やってようやく分かりました」
ーーそれでもシーズン終盤はチャンピオン争いに絡んできたけど、そこまでいけるとは思っていなかった?
「思ってなかったですね、チームの人たちも誰も思ってなかった。富士で勝って初めて『あれ? いけるんちゃう?』みたいに意識しだしたんです」
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