2014 T2 BAHRAIN TESTING

20140220-05


 バーレーン合同テスト2日目のトップタイムを刻んだのは、マクラーレンのケビン・マグヌッセンだった。午前中はマシンの準備は整っていたもののテレメトリートラブルで走行ができず、午後に集中的に走り込んだマグヌッセンは、最後にソフトタイヤとスーパーソフトタイヤを投入し、この日の最速タイムを記録した。

 

ーー午後にソフトとスーパーソフトを履いてアタックしましたね。

「ニュータイヤでのマシンのフィーリングは良かった。ドライビングをとても楽しんだよ。午前中はテレメトリーのトラブルで走ることができなかったけど、午後の限られた時間の中でも良いプログラムをこなすことができたと思うよ」

 

ーーヘレスでもバーレーンでも最速タイムを記録するとは予想していた?

「ラップタイムに関しては何も考えていなかった。とにかく僕は自分の全力を尽くし、できるだけ多くの周回数を走ってできるだけ理解を深めることだけに専念してやってきたんだ。その点では良い仕事ができたと思っているけどね」

 

ーー去年のファステストから2秒差というタイムを記録したのは驚き?

「いや、そんなに驚いてはいないよ。今年のマシンが去年のタイムを上回るようになるまでにそんなに時間はかからないと思っているからね」

 

ーー自分たちがトップにいると思う?

「自分たちがどのあたりのポジションにいるか興味はあるし知りたいけど、それを判断するのはまだ難しいと思う。誰にも分からないし、オーストラリアに行くまでは分からないだろうね。もちろんこれから開幕戦までにクルマをさらに改良していくけど、現時点では自分たちが良いポジションにいるとは思う。そんなに悪くはないと思うよ」

 

20140220-06

 

ーーさらに進歩が必要だと思う点は?

「タイヤに対する理解、レースでいかにしてタイヤをマネージメントするかという点は理解を深めなければならないと思っているけど、僕は全体的に自分自身のあらゆる箇所を進歩させたいと思っているんだ。気持ち良くドライビングできているし、僕自身についてもチームとの共同作業についても良いフィーリングは得ている。レースで何をすべきかという手順も一通り分かっているし、レースを戦う準備はできていると確信している。だけど、とにかくもっと走りたい。それだけだね。残りの2日間はトラブルフリーで走り込めると良いんだけどね」

 

ーーF1マシンが遅いという声については?

「遅いなんて思わないよ。F1が遅すぎることなんてあり得ないよ。F1はすごく速い。クルマはどんどん速くなっていくだろうし、僕らも最大限の速さで走ろうと全力を尽くすしね。実際、ヘレスでは去年と比べてタイム差はあったけど、今回のテストではその差はかなり小さくなっている」

 

ーー2014年型マシンのドライビングが楽しいというのは?

「今年のパワーユニットはパワフルだし、ダウンフォースは減ったけど、そのぶんストレートではものすごく速いしタイムを稼ぐことができる。それにダウンフォースが減ったとはいっても依然としてF1マシンのグリップレベルは高いし、ドライブしていてとても楽しいよ。去年のマシンと比べても楽しくないなんてことはない。素晴らしいクルマだと思うし、ドライバーのためのクルマだと思う。その点では、去年のマシン以上だね。

 ブロウンディフューザーがあると、トラクションの制御やマシンコントロールは簡単だった。でも今年のクルマはドライバーの能力が試されるんだ。トルクが太いぶん、スロットルのコントロールには繊細さと技術が要求される。

 F1というのは人間とクルマが一体になって初めて機能するものであり、ドライバーが大きな“差”を生み出すことができるものだ」

 

ーーF1の世界で戦う気分は?

「とにかく楽しんでいるんだ。僕にとってこれはすごいことだし、本当に素晴らしい。夢を見ているようだよ(笑)。毎朝起きてサーキットへ行く、それが夢のような気分なんだ。事実、自分の夢が叶ったわけだしね。でも、それにも慣れて自分の仕事に100%集中しなきゃね」

 

(text by 米家峰起 / photo by Wri2)

 

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