【特別インタビュー】ルイス・ハミルトン、2014年の今を大いに語る。
開幕戦オーストラリアGPではパワーユニットのトラブルでリタイアを余儀なくされたものの、その後は2連勝。バーレーンではチームメイトのニコ・ロズベルグと激しい優勝争いバトルを繰り広げるなど、今季のチャンピオン争い最右翼と目されているルイス・ハミルトンは、今自分が置かれた状況をどう見ているのだろうか。そして、大改革の年2014年のF1にどう感じているのだろうか。
純粋な速さではF1界でも一二を争うと評されるハミルトンだが、珍しくリラックスした様子で、目の前のレースのことだけでなく、チームメイトとの関係、今季のF1の魅力、今のF1に要求される体力など、様々なことを語ってくれた。
我々の目には容易に映る独走劇の中で、彼が何を感じているのかをぜひ知って頂きたい。
ーーメルセデスAMGはシーズン序盤戦を圧倒的にリードしていますが、今の心境は?
「心は平穏そのものだよ。僕は周りのいろんな雑音を断ち切って、目の前のことだけに集中している。
今の勢力図なんて、レースごとにリセットされるからね。サーキットの特性やコンディションが違えば、勢力図は大きく変わりうる。マレーシアでの雨の予選であれだけ差が縮まったことを見れば、それは明らかだ。アップグレードを持ち込んだチームが大きく進歩することだってある。誰がアップグレードを投入して車体面やパワーユニット面で進歩を果たしたか、それはレース週末が始まってみるまで分からない。僕らだってこの差が縮まらないように努力し続けなければならないんだ。
ひとつの風が永遠に吹き続けることはない。コーナーの先がどうなっているかなんて、誰にも分からない。だから目の前の1日1日を全力で駆け抜けていくしかないんだ」
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