REPORT【報道】
【ホンダRA616H】信頼性向上の鍵は、パーツ単位の確認方法改良
2016年型ホンダRA616Hは、昨年型とは比べものにならないほど高い信頼性を発揮している。バルセロナ合同テスト最終日の2月25日にはERS冷却水漏れのトラブルが発生したものの、設計自体に原因はなさそうだという。
少なくとも信頼性の面に関してこれだけ大きな進化を遂げることができたことも事実だが、昨年は対策に次ぐ対策で信頼性が犠牲になっていた面もあったという。
現場責任者である中村聡チーフエンジニアに聞いた。
ーー今季のRA616Hでこれだけ信頼性を向上させられた理由というのは?
「正直言うと、去年は毎回のようにいろんなトラブルが出ていて、ある意味では良い勉強になったんです。それをひとつずつ潰していったことと、日本側で(実戦投入前に)信頼性を確認する方法を変えて、部品単体での品質確認もパワーユニットに組み込んだときの最終確認もやり、部品単位でトラブルの原因を潰していこうというかたちにしました。その効果が表われてきているのかなと思います」
ーー昨年は何度かロットの問題というパーツの品質不良もありましたよね。
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