08/05
【F1リアルスコープSP】モノコック内部に装着されている衝撃吸収パッド
ヘッドプロテクターに続いて、コクピットの内側にも衝撃吸収のためのパッドが装着されているのをご紹介しましょう。
クラッシュ時にドライバーの脚がモノコックの内側に当たって怪我をするのを防ぐために、モノコック内側にはヘッドプロテクター同様の衝撃吸収パッドの装着が義務づけられています。オンボードカメラの映像でもステアリングの向こう側にこのパッドを見ることができます。
そのコクピットパッドを取り外したのがこちら。ヘッドプロテクター同様に薄いカーボン繊維強化樹脂のフレームに、青もしくはピンクのConfor Formが充填されています。
ステアリングコラムの形に沿って中央部が湾曲して、上左右の3方向が守られるようになっています。
Confor Form剥き出しでは色が目立ってしまうので、フェラーリの場合は車体の色と同じ布地のカバーを取り付けていますし、マクラーレンの場合はエッジ部分を黒色に塗装しています。
コクピットに関連して、こちらもご紹介しましょう。レッドブルのセバスチャン・フェッテルのシートです。シート自体はカーボン製ですが、表面にゼブラ模様のシートを貼り付けています。こういう遊び心はフェッテルらしいですね。写真右下にはヘッドプロテクターもちらりと見えます。
(text and photo by 米家 峰起)
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