【アプレゲールですいません。】サングラスでカッコつけてるわけじゃないのよ。
この仕事を始めた頃に偉大なる先輩編集者に教わったところによると、昔は「サングラスをかけるようになったらガイジンかぶれ」と言われたそうですが(苦笑)、以前このブログにも書いた通りF1は暑くて陽射しの強いところにばかり行くので、グラサンは必需品です。
海外に行かれたことのある方には分かると思いますが、特に夏のヨーロッパや中東、東南アジアは日本と比べて圧倒的に陽射しが強いです。目の色素の薄い白人だけじゃなく、真っ黒な瞳をした日本人だってグラサンは必要です。
医学的な見地から見ても、紫外線から角膜を守るためにサングラスは絶対にした方が良いという話を聞いて以来、僕は恐くなってできるだけかけるようにしています。サーキットはただでさえ直射日光を浴びやすいうえに、路面からの照り返しもあるので二重に危険なんだそうです。
カメラマンは「素顔が撮れねぇよ」と文句を言いますが(苦笑)、ドライバーたちだってカッコつけるためだけにグラサンしてるわけじゃないんです。
日本人がサングラスをしても似合わないと言われたりもしますが、僕は日本の999.9(フォーナインズ)というメーカーのサングラスを愛用しています。これは日本人の頭と顔のかたちに合わせて作られていて、見た目もフィット感も優れたサングラスです。もちろんMADE IN JAPANで、福井県鯖江市で作られているそうです(実は世界中の高級サングラスのほとんどがそうだったりしますが)。
ちょっと話が逸れましたが、そんな感じでエエカッコしいでグラサンしているわけじゃないんですよ、というお話でした(苦笑)。
(text by 米家 峰起)
※画像は『999.9(フォーナインズ)』のウェブサイト(http://www.fournines.co.jp)より
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