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2018 Rd.10 GREAT BRITAIN

【Rd.10 GBR・F2】アルボンとギュンターが優勝、地元ラッセルは最速ペースも2戦連続2位

 

 FIA F2の第7戦イギリスラウンドは7月7日にレース1、7月8日にレース2が行なわれ、それぞれアレックス・アルボンとマキシミリアン・ギュンターが優勝した。

 

 レース1はほぼ全てのマシンがオプションタイヤでスタートする戦略で、ポールシッターのジョージ・ラッセルがレース序盤をリード。しかし6周目にオプションスタート勢が一斉にピットインしたところで2位アルボンがラッセルを逆転。

 

 オプションスタート勢が6〜8周目にピットインしてから終盤まではプライムスタートの牧野任祐とラルフ・ボシューンが上位を走行したが、彼らがピットストップを済ませると再びアルボンがリードし、ラッセルを寄せ付けずトップでチェッカーを受けた。ラッセルは5秒加算ペナルティを科されていたため追撃は諦め2位確保とした。

 

 セルジオ・セッテ・カマラはマシントラブルで白煙を上げてリタイア、タイヤのデグラデーションに苦しんだランド・ノリスはズルズルと後退、それ以外の上位は序盤と順位が変わらないままフィニッシュとなった。

 

 レース2はリバースポールのギュンターが序盤からリード。2位走行のニック・デ・フリースはタイヤのデグラデーションが早く、追い上げを見せるラッセル、ノリス、マルケロフらをレース中盤から押さえ込むかたちになり、ギュンターは逃げ切ってFIA F2初優勝を挙げた。

 

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