2018 Rd.5 SPAIN
【Rd.5 ESP・F2 Race2】福住仁嶺「ターン4のインが濡れていて、仕方のない接触だったと思います」
FIA F2のバルセロナ・レース2で福住仁嶺は11番グリッドから果敢な追い上げを見せたものの、5周目のターン4で濡れた路面に足を掬われてリアが流れ、牧野任祐と接触。タイヤ同士が接触して牧野のマシンに乗り上げるかたちになり2台は絡み合いながらタイヤバリアに突っ込んだ。
ーー牧野任祐とクラッシュして2台リタイアとなりました。
「向こうのブレーキングが早かったのと、内側が濡れていて若干滑って当たったんですけど、向こうは向こうでインに入ってくるし、まぁ仕方ないんじゃないですか? ぶつかった後はどうなったのか分からないし、(ぶつかったことについては)僕は何も思っていないです」
ーー自分としてはどちらが良い悪いではなく純粋なレーシングアクシデントだと思う?
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薄々感じていましたが、言っていることが甘過ぎますね。本人の覚悟も無ければ少なくとも現時点で佐藤琢磨選手や小林可夢偉選手を超える可能性を感じられるドライバーでもないですし、それなら「日本人ホンダドライバー」ってだけでF1に乗ってもらう必要はないです。来年はもう一人のレッドブルアスリート、平川亮選手がスーパーライセンス資格を満たしてトロ・ロッソ・ホンダに乗ることでしょう。
確かに甘いところはあると思いますが、普通のドライバーなら同じことを感じていても「問題ないです。努力するだけです」と言うところですが、それだけこちらに本心を曝け出してくれる素直な人間ということだと思います。それよりも問題はこんな環境でレースをさせてしまっている周辺のマネージメント体制にあると僕は思っています。F2はドライバーの努力だけで勝てるシリーズではありません。メルセデスAMGもフェラーリもルノーもきちんと育成プログラムの責任者がF2のパドックにいて政治的に動き回って環境を整えているのに、ホンダだけはそれがありません。ホンダから一向にF1ドライバーが生まれないのは、そういった育成プログラムに対する姿勢の違いが大きいと僕は感じています。