【バルセロナ合同テスト】S・フェッテル「今年はタイトル争いができる」

　バルセロナ合同テストで4日間のうち3日をトップタイムで終え好調ぶりを見せつけたフェラーリだが、セバスチャン・フェッテルも新車SF16-Hの進歩に手応えを感じたようだ。

　フロントサスペンションの変更による挙動特性の改善やパワーユニットの進化など、テストでの第一印象を語るとともに、タイトル争いを視野に入れていると明言した。

ーー連日トップタイムを記録しましたが、初回テストを終えた気分は？

「もちろん最下位よりはトップの方が良いけど、テストでのトップタイムはそれほど重要なことじゃないよ。今日トップでいることよりも、1カ月後の開幕戦でトップにいることの方が重要だからね（笑）。でもクルマのフィーリングにはとても満足しているし、たくさん走れたことも良いところだ。もちろんもっと走れれば良かったけど、トラブルとは言わないまでも新車だからきちんと確認しておかなければならない問題点もあって、その確認のために時間をロスすることもあったからね」

ーー新車SF16-Hの第一印象は？