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【バルセロナ合同テスト・DAY4】ホンダ長谷川祐介「マイナートラブルながら、信頼性なくしてレース参戦の権利なし」

20160225-01

 

 2月25日、バルセロナ合同テスト最終日のマクラーレン・ホンダは、ERSの冷却水漏れが発生し僅か3周の走行しかできなかった。

 

 トラブル自体は深刻なものではなさそうで、RA616Hの設計自体に問題があるというような深刻な事態ではなさそうだが、この日の最後には予選モードでのパフォーマンスランも予定していただけにMP4-31の本来のポテンシャルを測る機会が失われたのは残念だった。

 

 4日間のバルセロナ合同テスト終了後、ホンダの長谷川祐介F1総責任者に聞いた。

 

ーー最終日は僅か3周しか走ることができませんでしたが、どのようなトラブルが起きたのでしょうか?

「ERS系冷却システムの冷却水が漏れてしまって、それ自体はそんなに大きなトラブルではないんですが、水が漏れてしまっていたのでERSを交換しなければならずその交換に時間が掛かってしまって、メカニックたちは最後までなんとかコースに送りだそうと修理を試みていたんですが、時間切れになってしまいました。ERSはVバンクの内側にありますから、パワーユニットを完全に切り離して部品を交換するのに非常に手間取るんです」

 

ーーパワーユニット側の問題ということですか?

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