REPORT【報道】
【特別インタビュー】ホンダ浅木泰昭F1開発責任者「昨年はFIAの規制導入のせいでMGU-H回生量を封じられた」(後編)
ーー昨年型RA620Hは、メルセデスAMGにディプロイメント面で差を付けられたわけですが、それは主にMGU-Hに課題があったのでしょうか?
「昨年はTDの影響が大きかったんです。オーストラリアの時には許されていたことが、オーストリアの時には制限されることがたくさん出てきた。我々には影響のないものがほとんどでしたが、ある制御がオーストリアで禁止となっていて、我々としては隠れてやろうとしていたわけではなくてずっとFIAと相談してやってきたじゃないかと言いたいこともありましたが、ダメになって我々としては大きな影響を受けたものが1つありました。オーストラリアGPの時点では発電量が充分足りるという目論見だったんですが、その影響でオーストリアGPの時には(MGU-Hからの)電気の発電量が足りないという状況でシーズンのスタートを切らなければならなくなったんです。その影響が大きかったんです」
ーーイタリアGPから導入された予選・決勝シングルモード規定の影響はどうだったでしょうか? 直後にはマックス・フェルスタッペンが2戦連続でパワーを失ってリタイアすることになりました。
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この浅木さんのインタビュー記事は、興味があったのでいくつか読んでみましたけど、これは F1 LIFE じゃないと読めないですね。
「そんなにお金かけて、しんどい思いしなくたって、数字さえ入力してやればモノなんてできますよ」
否、数字だけじゃわからないことが現場にゃたくさんあるのさ。
「やってみもせんで」という言葉を思い出した。
非常に興味深い内容でした。どうか苦労が報われますように。