1. HOME
  2. REPORT【報道】
  3. 【2019年総括インタビュー】ハース小松礼雄「開幕前からクルマに根本的な問題を抱えていた」(前編)
REPORT【報道】

【2019年総括インタビュー】ハース小松礼雄「開幕前からクルマに根本的な問題を抱えていた」(前編)

報道記事

 

ーー2019年シーズンはハースにとってかなり厳しいシーズンになってしまいました。

「まぁこういう年もありますよ。元々最初の発表段階からクルマに根本的な問題があったんです。良くなかったのは、開幕前テストでムチャクチャ速かったこと。今振り返ってみれば、このクルマは良くないなっていう兆候はあったんです。だけどあの時はクルマが速いしロングランのペースも良いし、そういう兆候が見えても『測っている(センサーの数値の)方が間違っているんじゃないか?』みたいに考えてしまうところがあったわけですよ。それで(開幕戦の)メルボルンに行って予選も良かったし、抜けないコース特性だったこともあって決勝でもそこまで悪いということが目の前に突き付けられなかった。それで『なんかこのクルマおかしいな』と気付いたのがバーレーンに行ったとき。一発のタイムは相変わらず出るけど、2周目にはもう完璧にタイヤが終わってしまっていたんです。金曜日にロングランをやっても『これはヤバいな』という状態だったし、レースペースがもうちょっと良くなるようにFP3で色々試したんですけど、限られた時間の中ではほとんどなにもできなくて決勝ではやっぱりボロボロで、そこで『これはおかしい』となって色々やり始めて。バーレーンの合同テストで分ったこともたくさんあったけど、色んな分野が良くなかったので、それが大きな全体像として理解出来るまでに時間が掛かりすぎたんです」

 

ーー今年のタイヤ仕様が決まるのが遅く、タイヤを上手く使えるクルマに仕上げられなかったという話をしていましたよね。

こちらの記事は『F1LIFE』有料会員限定のコンテンツとなっています。
続きをご覧になるためには、ベーシック会員・プレミアム会員になって頂く必要があります。
会員登録の方法はこちら

※コース変更の場合は、旧コースの解除手続きを行なって下さい。
お客様の手で解除手続きを行なって頂かなければ継続課金は解除されませんのでご注意下さい。

会員登録する / ログインする(会員の方)

  • コメント ( 6 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. Cypher

    ダメダメだったハースだったけど、チームが足掻く中でドライバーがしっかりフィードバックしてくれていたことが分かってホッとした気持ちが有ります。
    そういう信頼関係さえ保てているならば、来年はリベンジも期待出来そうですね。

  2. Tonookahid

    楽しく読ませてもらいました。
    ヨーロピアンなF1ワールドの中で異彩を放っているハースには注目しています。
    今年の問題が分かったようですし、グロージャンのフィードバックが正しかったということも分かり、来年に期待したいです。

  3. 3Blackcats

    以前F1LIFEに「小松さんに怒られてるロマンさん」の写真が(何度も?)載ってたので、「すぐに自信を、、、」のところは笑ってしまいました。が、言われたロマンさんはきっと嬉しかったでしょうね、小松さんに褒められたのですから。

    感触を言葉で伝えるのは、本当に難しいのでしょうね。

  4. w0fu1sg6

    阿呆~なメディアや、
    ほんまにしょうもない名ばかりのF1ジャーナリストと違って、
    全部もれなくそのまんま書いてくれるから、親分がリアルっっす。。。
    グロが残った理由がよくわかりました。

  5. rotus

    ハースのシーズンの苦労が良く解るレーポート他のメディアでは此処まで理解出来ません両ドライバーも残留出来たし小松さん達チームの苦労が来シーズンに反映されるのを楽しみにします。

    • MINEOKI YONEYA

      話を聞かないと分からないことってたくさんありますからね。外野が勝手な思い込みでテキトーに言ってるのが既成事実化してしまっていることもあるし。だからD●ZNとかピーゲートの情報を鵜呑みにするような世の中にはなって欲しくないんですよね。。。

コメントするためには、 ログイン してください。