REPORT【報道】
【特別レポート】マクラーレン、ハンガリーGP後テストにメルセデスAMG製PU搭載車の投入を画策
一部ではマクラーレンが一時的にホンダ以外のパワーユニットを搭載するのではないか噂されているという報道がなされているが、マクラーレンはハンガリーGP後の2日間のテストにメルセデスAMG製パワーユニットを搭載したテスト車両を持ち込み走らせることを検討しているようだ。
レギュレーション上、今シーズン中のパワーユニット変更は不可能だが、マクラーレン側は例外措置を使って全チームの承諾を取り付けてシーズン後半戦に“一時的に”メルセデスAMG製PUを搭載して戦い、今シーズンのランキング最下位をなんとか阻止しようと考えているようだ。
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ホンダ Spec 3 と、AMGカスタマーエンジンの差はそれほど大きくないのではないか?
こんなことをして、得るものと失うもののバランスが悪すぎる。
ワークスとの差が40kWですから、カスタマーとは20〜30kWではないでしょうか。
今年型は吸気系の取り回しもワークスとカスタマーで少し違いますしね。
モノコックに潜り込む箇所が少なくなっているので、移植しやすいといえばしやすいのですが……。
20~30kW差として、中段グループの上の方にはいけるでしょうね。フォースインディアかウィリアムズくらい。
その価値をどれだけ大きいととらえるか、ですね。
まぁ、そもそも、金シーズンの始めにその位置にいるべきだったのに….という思いは理解できるけど….
メルセデスAMGのカスタマーになったらメルセデスAMGやフェラーリには勝てない、というのはエンジニアもはっきりと認めていましたね。
ここまで来るともう理屈ではなく感情論なんだろうなぁという感じがしています(首脳陣というかマンスール・オジェの)。
現実的な選択肢としてマクラーレンが王座に返り咲くにはホンダを使うしかないし、ホンダもマクラーレンと組むしかない。
それが遠回りであれ、近道であれ、他に選択肢は無い。
もしもロン・デニスが残留していたら、ホンダにより強い圧力をかけたにせよ、余計に遠回りとなりかねない無駄足は踏まなかった筈。
マクラーレンのマネージメント層は本当に無能な集団に成り下がった。
こんな事が実現してしまうのであればホンダは「PUの状況には我々も失望しているが、これを許すほどプライドを失ってもいない」くらいのコメントを出して、一時的にでもPUとエンジニアをマクラーレンから引き上げるくらいの強い姿勢を打ち出してほしい。
最悪、今季はそのまま一時撤退して、来年はザウバーだけでも構わない。
2019年はルノーワークスの戦闘力も上がり、再びレッドブルがホンダにオファーする可能性もある。タフな交渉になるだろうが、今のマクラーレンとの契約よりはマシにして、仕切り直した方が良いかもしれない。
マクラーレンはメルセデスと組んでウイリアムズのように「毎年コンストラクターズ3〜5位を争う古豪」になって貰えば良い。
正直、今のマクラーレンはもうかつての名門マクラーレンではありません。
少なくとも首脳陣はバーレーン国籍の寄せ集め集団です。
ビジネスとして考えるなら、メルセデスAMGのカスタマーPUで中団勢トップのランキング3〜4位を狙って、
コンスタントに分配金とスポンサー収入で喰っていけば良いんです。まさに今のフォースインディアがそうですね。
今のマクラーレンにフォースインディアのような少額の予算で無駄のない効率的な開発やチーム運営ができるとは思えませんが・・・。
レーシングチームとして頂点を目指したいなら、他3メーカーがワークス参戦している以上、
ホンダと手を組み続けるか、新たなメーカーを連れてきてまたイチから開発してもらうしかない。
それを狙って接触したポルシェには簡単に断られたみたいですけどね(苦笑)
ホンダのことをペイドライバーならぬペイエンジン扱いしてきたのを見てるわけですから後発新規参入メーカーは少なくともマクラーレンとはやりたくないでしょうね。
ルマンへの参戦をチラつかせてアロンソを引き止めようという魂胆も見え見えですしね(苦笑)
正直、ここまで来るとホンダPUの戦闘力が大幅に向上したとしても、素直にマクラーレン・ホンダを応援する気になれなくなってきました(苦笑)
オジェやブラウンやブーリエに美味しい思いをさせたくない!