【特別インタビュー】ランス・ストロール(後編)「お金でF1のシートは買えないんだ」
脅威の新人となったマックス・フェルスタッペンと同じくユーロF3からの“飛び級”デビューを果たすランス・ストロールだが、その一方で大富豪である父親の莫大な資金力でF1のシートを買ったという批判の声もある。いやむしろ、ペイドライバーとの見方の方が圧倒的に多い。
そんな世間の声に対して、ストロールははっきりと反論する。
ーー莫大な資金力で得たF1のシートだという批判的な声もありますが、それについてはどう感じていますか?
「8歳からF1に辿り着くまでレース活動を続けるためには莫大な資金が必要であることは事実だし、そのためにはスポンサーを見付けるか、家族の支えが必要だろう。僕の場合はF1を目指すためにカナダから出てヨーロッパへと拠点を移す必要もあった。だけど、いくらお金があっても、ステアリングホイールを左から右へと切って速く走ることができなければ、レースに勝つことはできないんだ。お金がなければレースをすることはできない、それは事実だし否定はできない。どれだけ才能があっても、お金がなければレースはできないし、残念ながらそういう境遇のドライバーもたくさんいるだろう。だけど、お金で勝利を買うことはできないし、チャンスを買うこともできない。スーパーライセンスポイントが40なければF1に参戦することはできないんだ。僕はそれを実力で手に入れるために多大な努力をしてきたし、実際にタイトルを手に入れてここまでやってきた。でなければ、たとえお金があってもここに辿り着くことはできないからね」
ーーレースをする上で、お父さんの影響は大きかった?
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