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REPORT【報道】

【TECHNICAL FILE】メルセデスAMG F1 W05、ワークスゆえの空力性能追究と体制強化

TECHNICAL FILE

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 メルセデスAMGのニューマシンF1 W05は、ヘレス合同テスト初日の朝8時20分にピットレーンでそのベールが剥がされた。しかし1月24日にはすでにブラックリーのファクトリーにほど近いシルバーストンでPR撮影を兼ねたシェイクダウンを済ませており、基本的なシステムチェックは完了している。そのためヘレスでは初日からライバルたちに先駆けて本格的な走行を開始することができたのだ。

 

 昨シーズンは一躍トップ争いに加わりランキング2位に躍り出たメルセデスAMGは、レギュレーション変革の今季、いよいよタイトル獲得へと動き出した。マクラーレンから獲得したパディ・ロウが技術面のエグゼクティブディレクターとなったが、F1 W05の開発を考えても、エンジン供給契約の早期解約を巡って昨季中に半年も早いチーム加入が実現した意味は大きかったと見るべきだ。2010年のチーム創設からこれまでチーム代表を務めてきたロス・ブラウンが退任し、ビジネス面のエグゼクティブディレクターとなったトト・ウォルフとロウの2人でチームの指揮を執っていくことになる。

 

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