【2014年総括インタビュー】GP2伊沢拓也「これが今の実力。来年はもう一度輝いたレースをしたい」
日本から単身ヨーロッパに飛びGP2に挑んだ伊沢拓也の1年が終わった。最高位はハンガリーの3位だが、端的に言えばファンの期待にそぐう結果ではなかったと言わざるを得ない。この1年間、『F1LIFE』では伊沢がどんなことに苦しみどんな思いで戦ってきたのかを随時お伝えしてきたが、シーズンが終わった今、彼自身がこの1年間をどう捉えているのか、そして次のステップについてどう考えているのか、聞いた。
ーーGP2最終ラウンドのアブダビの2レースが終わりました。
「レース1はフォーメーションラップのスタートでクラッチのアクチュエーターが壊れて発進できなくてピットスタートになっちゃったんですけど、レース2はトラブルもなく接触もなく最後まで走り切れたので、1年の締めくくりとしては悪くないレースができたんじゃないかと思います。このサーキットは思ったよりオーバーテイクが難しくて、しかもギアレシオを長めにしちゃったんで、ストレートの後半で伸びなくて厳しかったんです。
それでもなんとか順位を上げられればと思って序盤はプッシュしたんですけど、最初に頑張ったぶん最後の5周くらいはタイヤがキツかったですね……。前にくっついて走れるほどのペースはもうなかった。リザルト的には1年の締めくくりとしては決して良い週末だったとは言えないけど、でもGP2ってそういうレースですしね」
ーーGP2で1年目のシーズンが終わったわけだけど、今の気分は?
「1年を通してこういうレースが多かったのは悔しいし、僕にとってはすごく難しい1年だったことは間違いないです。でも、どんなハンディがあろうが自分に経験がなかろうがこれが今の自分の力だと思うし、受け止めなきゃいけない事実だと思っています」
ーー最初はこんなに走行時間が短いシリーズだとは思わなかったと言っていたよね。
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最後の写真はスクロールしていてちょっとビックリしました(笑
来年どこでレースするにしても、成長した伊沢選手が見られそうですね
アブダビのGP2のレース2は昼間に行なわれたので、レース後に話を聞きに行くとみんな汗だくでこんな状態でした(笑)。ごく一部の人しか喜ばないサービスカット?(笑) でもまぁ、歳喰ってるだのなんだの言われますけど、この身体を見るとやっぱりアスリートなんだなぁと思いましたね。普通30歳になったらこんなに引き締まっていられないですよね?