【特別企画】2026年ホンダの現在地①「アストンマーティンとの交渉4カ月、最終決定は4月末」
2026年にアストンマーティンとタッグを組みPUサプライヤーとしてF1に参戦することを発表したホンダのF1活動について、ホンダの現在地を解き明かしていこう。
HRCとして2022年11月15日に2026年のPUサプライヤー登録を行ない、2026年に復帰する可能性を留めた。この時点では何も決まってはいなかったが、この登録発表によって各F1チームから問い合わせがあり、その中でアストンマーティンからかなり魅力的な条件が提示されたことでホンダのF1復帰に向けた勢いが加速した。
アストンマーティンとの交渉はF1活動の実働部隊となるHRCが担当し、条件を整えた段階でホンダ本社(本田技研工業)に提案し役員会の承認を得て『ホンダ』としてのF1参戦が実現する運びとなった。
ちなみに、『ホンダ』は2021年限りでF1から撤退し、その後は『HRC』がレッドブルパワートレインズへのPU供給と運営サポートを行なっており、PU自体は2022年は『RBPT』、2023年からは『ホンダRBPT』として運営されている。『ホンダ』は2022年からはアルファタウリ、そして2022年日本GPからはアルファタウリに加えてレッドブルのスポンサーとしてボディワークにロゴを掲出しているが、レッドブルとの技術的な関わりはあくまで『HRC』であり『ホンダ』本社としてはスポンサーとしての立ち位置に留まっている。
2026年からは『ホンダ』がF1に直接関与するかたちに戻るというのが今回の発表だ。ただし技術面・運用面含めて実務は引き続きHRCが担当することになる。
こちらの記事は『F1LIFE』有料会員限定のコンテンツとなっています。
続きをご覧になるためには、ベーシック会員・プレミアム会員になって頂く必要があります。
(会員登録の方法はこちら)
※コース変更の場合は、旧コースの解除手続きを行なって下さい。
お客様の手で解除手続きを行なって頂かなければ継続課金は解除されませんのでご注意下さい。
楽しみですね。正直、今のレッドブル以上に難しいチャレンジかもしれませんが。
海外の(ドココレ?っていうよくわからない)メディアは、ホンダが2026年規定の開発にかなり後れを取っていると言ってますけど、実際のところはどうなんですかね。バッテリーよりも内燃エンジンのほうらしいですけど。どうやらホンダだけが圧縮比が現行で18に限りなく近く、新規定の16に合わせる必要があるからとか(他社はそこまで下げる必要ないとか)。でも、燃料変わるから燃焼だって変わるわけで、今の圧縮比とか関係ないんじゃない?って素人ながら思うんですが。
そのへんは、続編【技術編】で出てきます(笑)
基本はホンダいじめというか、今強い人が得意としている部分を規制して、みんな同じ設計にできるようなルールになってますね。FIAが自動的に最適解を教えてくれる的な(笑)
ただ、その中でアドバンテージを生み出したメーカーが数年は他を圧倒しそうな気がします。