【特別記事】リカルド、アルファタウリ電撃復帰。デ・フリース解雇の理由考察
7月11日、アルファタウリは次戦ハンガリーGPからダニエル・リカルドをニック・デ・フリースに代えて起用することを発表した。
すでにパドックではデ・フリースの解雇とリカルドの起用が噂されていたが、主に言われていたのは2024年から、または早くてもシーズン後半戦からというもので、シーズン前半戦を2戦残してのこのタイミングでの交代は予想外だった。しかしイギリスGPの週末にはこの即時交代という噂が流れており、イギリスGPの結果を見るまでもなくすでに決定されていたということになる。
「プレッシャーは常にあるが、それはどんな仕事でも同じ。僕は常に自分のベストを尽くし自分の最大限のパフォーマンスをコース上で発揮するだけ。ここ2戦はチームとしてもかなり苦しいレースになっていたから、今週はアップデートで少しでもパフォーマンスが向上しトップ10争いに近付ければ嬉しいね。でも11位から20位までが入賞争いをしていて、トップから最下位までが1秒にひしめいているような状況だからね」
イギリスGP週末の木曜日にはそう語っていたデ・フリースは、特段気落ちした様子はなく、土曜の予選後もQ1で敗退したものの表情は明るかった。レッドブルはデ・フリースの解雇を決めていたが、本人には決勝が終わるまで伝えられていなかった可能性が高い。でなければ、決勝のセーフティカー後に角田裕毅と戦うなという指示に唯々諾々と従うことはなかったはずだ。
いずれにしても、どのような経緯で、どのような理由でこの決断が下されたのか、詳しいことは分からない。レッドブルのドライバー選定はヘルムート・マルコが独断で決めているからだ。しかし様々な発言からその決定に至った理由を推察することはできる。
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デ・フリースには違ったところで輝いてほしいですね。
マテシッツの逝去は、やはり影響が大きいんですね。今後の岩佐たちにも影響が出そうなので心配です。
レッドブルジュニアチームの運営については、本社の意向よりもホンダがいつどのようなかたちで手を引くかの方が影響が大きいような気がします。どう考えてもレッドブルが自費でF2にあんな台数を走らせることはできないでしょうから。。。