REGULAR【連載】

20140519-01

 

 ヨーロッパラウンドに突入して、我々日本のメディアは毎回長〜いフライトを飛んで取材に向かいます。つまりこの季節はそれだけ飛行機代も高額になるのですが、今年はなんだか例年以上に高いんです。

 

 僕がメインで使っているANAなんて、エコノミークラスでも普通にヨーロッパを往復するだけで20万円近くしちゃいます。去年までならこの時期はせいぜい12〜3万といったところだったのに……。

 

 この価格高騰の理由のひとつは、ANAのメイン空港が成田から羽田に移って、便利になったものだからANAが強気の価格設定をしていることにあるのではないかと思います(前にも書いた通り、僕は羽田なんか全然便利じゃないと思っていますが……)。

 

 それ以外にも機材を787に切り替えてシート数が減ったこともあるのかもしれませんが、デュッセルドルフ路線が増えているので、ヨーロッパ行き便のトータルの席数はそんなに変わっていないので、その影響はそんなにないと思います。

 

 理由はともかくANAのフライトがものすごく高くなってしまったのは事実なので、僕は“裏技”を使って安くフライトを購入することにしました。

 

 どんな裏技かと申しますと、“ヨーロッパ発”でチケットを買うことなんです。

 

 同じANAの飛行機のチケットでも、日本初の往復で買うと20万円するものがヨーロッパ発の往復で買うと800〜900ユーロ(12〜13万円)くらいで買えてしまうんです。どちらもANAのウェブサイトで買える正規の割引運賃です。これ、嘘のような本当の話です。

 

 ただ、誰でもこの裏技が使えるわけじゃありません。

 

 なぜなら、先ほども述べたように出発地がヨーロッパじゃなきゃいけないから。ANAの場合は、ドイツ&オーストリア、イギリス、フランス、スペインなどにウェブサイトが分かれていて、“往復”の出発地と帰着地が同じ国内でなければなりません。なので、日本から1回ヨーロッパに行く場合にはこの裏技は使えないんですね。

 

 でも僕らのように日本とヨーロッパをほぼ1週間ごとに行ったり来たりする人は大いに使えます。

 

 例えば第8戦オーストリアGPの帰り(ミュンヘン→東京)と第9戦イギリスGPの行き(東京→フランクフルト)を“1往復”として買って、第9戦イギリスGPの帰り(フランクフルト→東京)と第10戦ドイツGPの行き(東京→フランクフルト)を“1往復”として買う、といったように、帰りと行きを組み合わせて1往復として買っていくわけです。この調子でイタリアGPまで買っていきます。

 

 で、イギリスGPのようにドイツ国内ではなくさらに移動が必要な場合は、フランクフルト〜ロンドンの往復便を別口で購入すればOKというわけです。

 

 はい、ここで「最初のオーストリアGPの行きと最後のイタリアGPの帰りはどうするの?」と思った方、鋭いです。

 

 そこは日本初で買うしかありません。以前は3カ月以上の長期滞在の往復フライトは格安料金がなくてものすごい金額だったりしましたが、最近はロングステイ割引というのも出て来て普通の値段で買えるようになりました。ただ、ここはマイルを使って特典航空券で取ってしまうのがベストですね。格安料金がなかった以前は間違いなくそうしていました。

 

 といった感じで、ヨーロッパラウンドではこんな“裏技”を使っているというご紹介でした。あまりに特殊なので参考にできる方はあまりいらっしゃらないとは思いますが(苦笑)、もしチャンスがありましたらぜひ試してみてください。

 

(text and photo by 米家 峰起)

 

 

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