REGULAR【連載】

20140519-01

 

 今回は番外編として、今年GP2に参戦する2人の日本人ドライバーをご紹介します。

 

20140519-02

 

 まずは伊沢拓也選手。

 

 おそらく良い意味でも悪い意味でも好青年というイメージを持っておられる方が多いのではないかと思いますが、取材していても受け答えが論理的でしっかりしているなぁというのが第一印象でした。

 

 でもキャラクターが薄いということはなくて、優等生的ではないことも結構言ってくれたりします。英語もしっかり喋れますし、ホテルとサーキットの往復やホスピタリティでの食事もARTのチームスタッフたちと常に一緒ですっかり馴染んでいますし。

 

 世の中では「なんでGP2に送り込むのが伊沢なんだ!?」なんて言う人もいますが、ハッキリ言って、取材していれば「この人じゃなきゃとてもGP2で戦えなかっただろうな」と妙に納得します。昨年末にマクラーレンの評価プログラムに送り込まれたという噂の顔ぶれを見ても、伊沢選手をGP2に乗せるというのは当然の決断だったと思います。

 

 バルセロナでは毎日GP2ホスピタリティ(イタリアンのビュッフェ形式)でチームスタッフたちとともに昼・夜と食事を食べていた伊沢選手、「もう飽きましたよ〜、地元のごはんが食べたい!」と泣きが入っていましたけどね(笑)。

 

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 さてもう一方の佐藤公哉選手ですが、こちらは本当にマイペースな人。GP2のセッションやイベントでF1のピットレーンに行く機会があっても、公哉選手はF1マシンには全く目もくれずスタスタと歩いて行ってしまいます。自分が乗れないクルマには興味がないそうです。

 

 本人は「できるだけ家から出たくない。引きこもってます」と、イタリアの自宅ではトレーニング以外はゲームとマンガで過ごすような人。大のガンダム好きで、ケータイとかガジェット系も大好きで、愛読誌は『週刊アスキー』だそうです。すでにF1のテストドライブまで経験しているにもかからず、「いやいや僕なんて……」と、びっくりするくらいものすご〜く謙虚な人です。

 

 でも、コース上ではぶつけられたらぶつけ返すような人です(笑)。ぶつけてでも抜いてくるような人です(笑)。本人は「僕は平和を望む人なんですけどね……」とは言いますが(笑)。

 

 というわけで、普段はまさに見た目通りの人。とても攻撃的なレーシングドライバーには見えませんが、ステアリングを握ると結構人が変わるタイプです(笑)。

 

 2人ともこれからシーズンが進んでいけばもっといろんな面を見せてくれると思いますので、また追って彼らのいろんな面をお伝えしていければと思います。

 

(text by 米家 峰起 / photo by 米家 峰起. GP2)

 

 

 

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