【アプレゲールですいません。】『F1SCENE』10周年をお祝いしてきました
昨夜は『F1SCENE』の10周年パーティに出席してきました。まぁパーティというか、これまでこの本に携わってきた人たちだけで集まっての食事会なんですが、下北沢にある『オーバーテイク』さんというF1ファンの間でも有名なレストランで、15人ほどで集まって改めて語らいましょうという会です。F1SCENE主宰の宮田カメラマンの提案で、僕も声をかけて頂いたので是非にということで。
さすがに外人のカメラマンは参加できませんでしたが(苦笑)、僕が関わるよりも以前に携わっておられた方々や、わざわざ地方から駆けつけてくださった支援者の方、久々に会う顔、今も一緒にF1を取材している面々などなど。美味しい食事を頂きながら、楽しいひとときでした。
10年やればひとつの立派なブランドたりえる、ということで10年を目指してやってきたという宮田カメラマン。このたび31冊目となる2013年のイヤーブックが完成したわけですが、こんなご時世なので10年でもうお終いかなぁなどと考えていたところに、支援者さんから翌年分のサポートもすでにあり、11年目に突入。「11年やっちゃったからには20年を目指す」と断言されましたので、ここに書いて『F1LIFE』読者の皆さんにも証人になって頂きましょう(笑)。
それはともかく、僕のような書き屋にとっても、F1SCENEは大切な本でした。
ひとつのテーマを重厚に、厳格に、そしてしっとりと書くことができる場所なんて、いまの雑誌やウェブサイトにはありません。空力パーツがどうとかタイヤがどうとかじゃなくて、もっと深い精神性や人生観みたいなものを投影して、F1を通して表現できる場所。それがF1SCENEだったんです。
残念ながら今年は素晴らしい写真作品が多くて1枚でも多く収録したいということでテキストはなしになってしまったのですが、まぁ手前味噌ながら2012年までのF1SCENEに収録して頂いた文章やコンセプトというのは、なかなかのものなんじゃないかと思っています(興味のある方はF1LIFEストアで過去の本を検索してみてください)。
最後にみんなで10周年Tシャツを着て記念撮影(苦笑)。
『F1SCENE』の2013 YEAR BOOKも当サイトで販売していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
(text by 米家 峰起)
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