REGULAR【連載】

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 今年から5秒ストップペナルティが導入され、従来であればピットスルーで済まされていた行為に対しても5秒のストップ&ゴーが科せられる場面が出てきました(もっと悪質な場合は10秒ストップですが)。

 

 この5秒ストップペナルティは、各チームのピットボックス(作業エリア)に停止し、何も作業しないで5秒待つというものですが、一部のチームではドライバーが混乱したり焦ったりしないように、ペナルティストップ専用のサインを用意しています。

 

 まず、メルセデスAMGはシンプルに『PENALTY』というロリポップを用意。

 

 ペナルティストップで停止する間はクルーがこのロリポップをコクピットの前に出して、5秒なり10秒なりのペナルティ時間を他のスタッフがストップウォッチでカウントし、ロリポップマンの身体をポンっと叩いて知らせ、ロリポップマンがこのロリポップを上げてペナルティストップ終了をドライバーに知らせるという仕組みです。

 

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 一方、レッドブルはピットシグナルにこのペナルティストップの装置を組み込んできています。

 

 シグナルを吊している支柱部分に細長いLEDを組み込んでおり、ペナルティストップの間はこれが点灯。シグナルを自動化するのは禁止されているので、時間はやはりクルーがカウントして、スイッチを押してLEDを消灯させて、これを見てドライバーが発進するという仕組みです。

 

 両チームともまだ実戦でこれを使用するシチュエーションには遭遇していませんし、できることならば遭遇しないことが理想的なのでしょうが、万一の場合に備えてこんなものを用意しているんですね。このあたりがトップチームの余裕といったところでしょうか。

 

(text and photo by 米家 峰起)

 

 

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