【アプレゲールですいません。】意外と混雑していなかった月曜のメルボルン空港
オーストラリアGPが終わって翌日の午後に空港へ向かい、帰路につきました。メルボルンはレース終了が午後7時ということで、チームスタッフの大半が翌月曜のフライトで翌週のマレーシアGPに向かうため空港はF1関係者でごった返す……というのがここ数年の常でしたが、今年はほとんどF1関係者と空港で会うことはありませんでした。ボッさん(ボッタス)と彼女、某黒いチームのテクニカルディレクター、某優勝者のマネージャー(なぜか本人は別)、某ドイツチームのホスピタリティスタッフ、英国の某テレビ局クルーなど、空港で会った人はごくごく一部でした。
というのも、今年はオーストラリアGPが単独開催で急いで帰る必要がないから、というのが理由の一つめ。メカニックたちは朝まで撤収作業でヘロヘロになってホテルに戻っていますからね。
それから、経費節減のためにスタッフに「ステイアウト」させているチームも多いということも理由のひとつです。つまり、オーストラリアGPから1週間はオフで、オーストラリアか東南アジアで各自勝手に休暇を過ごして来週マレーシアに来てね、というわけ。そのままバーレーンにも行って、つまり皆さんヨーロッパを離れて4週間の旅です。オフの間の出費を抑えるためにも、物価の安いタイなど東南アジアに滞在することが多いようですね。もちろん上級職の人たちはオフなどなく、メルボルンからすぐにファクトリーへ戻って開発にいそしむことになるのですが。
僕はタイ航空でバンコク経由の帰路だったのですが、メルボルンからバンコクに到着する便に乗り合わせている関係者も何人かいましたし、何人かはそのままヨーロッパへ乗り継ぐのではなくタイに入国していました。
僕も乗り継ぎの関係でバンコクで1泊して日本に戻りますが、タイはめちゃくちゃ暑いです。きっとどのチームのスタッフも、マレーシアGPを迎える前に真っ黒に日焼けして再集結すること似なると思います(笑)。
(text and photo by 米家 峰起)
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