REGULAR【連載】

20171219-01_

 

 FIAのジャン・トッド会長がこんなこと言ってました。

 

 今のF1トップチームは信頼性が高すぎて壊れないから、ハプニング的な要素がなくてつまらない、と。テストやシミュレーターにカネをかけ過ぎているから壊れないんだ、そんなところに予算をかけるべきじゃない、という意味でもあるようです。

 

 「メルセデスF1とフェラーリの信頼性は高すぎる」とFIA会長が問題視

 http://www.as-web.jp/f1/189126?all

 

 えっと……、まずパワーユニットに年間4基とか3基みたいなしょうもない規制をかけて、壊れないよう作れって言ったのはジャン・トッド自身なんですけどね……(その方が開発やテストに金と時間がかかるから全然コスト削減になってないし)。

 

 あと、予算がないはずのフォースインディアがしっかりとほぼ全戦ノートラブルで入賞してるの、知らないのかな?(無得点はアクシデントによるものだけ)

 

 これを見ても、トラブル云々はお金の問題だけではないことは明らかです。

 

 ちなみに、予算潤沢だったマクラーレンはご存じの通り無得点レースの連続でしたが、パワーユニットトラブルによるリタイアは実は2台×20戦で延べ40戦中5回のみ。車体トラブルが4回、アクシデントが6回、自主リタイアが3回(バーレーン、ベルギー、イタリア)。PUの信頼性不足もさることながら、それ以外でも13回もリタイアしているんです。

 

 こんなところでも、常に手堅いレースをしているフォースインディアとは雲泥の差です。

 

 グリッド降格ペナルティが頻発していたイメージもありますが、シーズン序盤のバーレーンGPで立て続けに何基も壊れて年間規定の4基を使いきったら、その後はたとえ予定通りのスケジュールで交換しても新品投入のたびにペナルティを喰らうのは当たり前ですし(予定よりもちょっと多かったけど)。このへんも「年間何基」っていう今のルールの良くないところですね。

 

 (text and photo by 米家 峰起)

 

 

 

 

 

Related Articles

Comment

  • トラックバックは利用できません。
  • コメント (0)
  1. コメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。

Recent Post【最新の記事】

Calendar【日付で記事検索】

2018年7月
Mon Tue Wed Thu Fri Sat Sun
« Jun    
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031