【アプレゲールですいません。】ニースの朝焼けとセキュリティチェック
モナコからの帰り、朝6時のニース・コートダジュール空港の朝焼けが綺麗でした。
エールフランスの就航するターミナル2の方が新しくて、スターアライアンスなどが飛ぶこちらのターミナル1は古くてショボいのですが、なんかこれは味があって素敵ですね。
今年はセキュリティチェックのエリアが改修されて、広くなっていました。そのぶん、レストランやパン屋PAULなどはなくなってしまいましたが……。
セキュリティチェックはどの空港も基準がバラバラで求めるものが違っていたりするのですが、このニースの場合はコンピュータやiPadなどのカバーがダメだと。X線に通す前にカバーを全て外してくれと言われ、僕の前に並んでいたおじさんが「なんでわざわざそんなことしなきゃならんのだ!」と激怒していました。確かにおじさんのはパカッと両面からはめ込むタイプのハードケースだったので、あれはめんどくさい(苦笑)。僕はマグネットでペタッとくっ付くアップル純正カバーだったので楽ちんでしたが。
日本の空港はベルトも外す必要はないし、腕時計とか着けっぱなしでも全然大丈夫。荷物のX線もゆるめというか、機械の性能が高いので簡単に細かく分析できるんでしょうね。
でも海外では荷物からコンピュータだけじゃなくてカメラや外付けハードディスクの類は全て出さないとダメとか、硝煙反応のチェックをされたりだとか、身体のチェックの方もベルトはもちろんのこと上着も脱がなきゃダメとか、結構めんどくさいところもあります。X線の機械の精度が低いのか、チェックするスタッフの能力が低いのか……。
そうかと思えば、中国みたいにとりあえず身体の方は全員ピーって鳴って金属探知機を持ったスタッフがボディチェックをするんだけど、まぁ適当にかたちだけ、みたいなところもあるし。こっちとしては逆にその方が楽ですけど、じゃあX線のゲート要らないじゃん?みたいな(笑)
まぁ、有無を言わさず全員靴を脱がせるアメリカが一番イヤかな……。
(text and photo by 米家 峰起)
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