【アプレゲールですいません。】忘年会シーズンに思うこと

　スーパーフォーミュラのテスト取材で岡山へ行って、兵庫の実家に寄って、ついでに福岡に行ってミーティングをこなして、東京に戻ってきました。

　福岡から東京に飛んだその足で、プチ忘年会へ。F1の某Wチームでネジ締めてる人とか、イタリアから帰ってきたばかりの若手ドライバー3人とか、ポルシェ乗りの人とか。恵比寿の京鼎樓（じんでぃんろう）というお店で小籠包を頂きながら、表舞台の人たちは明るい話題で盛り上がっていましたが、こちら側の裏方の人たちは来年の話をすると「この業界どうなるんだ？」とか、なんだか後ろ向きな話ばっかりになっちゃったりして（苦笑）。

　しかし、しばらく東京を離れている間に世間はすっかりもう忘年会シーズンで、夜の街は浮かれた感じになっていますね（福岡は週末滞在だったのでそんな雰囲気でもなかったです……）。こちとら、まだまだ来年のこともハッキリしない中で暗中模索なのに……（苦笑）。

　でもふと気付くと、この集まりの参加メンバーでちゃんとした勤め人はカッツだけでした（笑）。サラリーマンじゃない人間にとっては、先々のことが100％ハッキリしないというのはしょうがないことではあるんですけどね。政党が「夢は正社員になること！」とか言ってちゃダメだと思うんですけどね……。まぁ、右寄りのフリしながら日本の国益をどんどん切り売りしてる政党もどうかと思いますが……。

　そんな中、日本よりも断然寒いヨーロッパから帰ってきた若者たちは薄着で元気に頑張ってます。

　2015年は若者が頑張れる世の中になれば良いなぁ。てゆうか、この超円安をなんとかしてくんないとみんな破産しちゃいます！

（text and photo by 米家 峰起）