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【2020 Rd.1 AUT】M・フェルスタッペン全無線交信「エンジン⑨ポジション⑧がトラブルの引き金ではない?」

【2020 Rd.1 AUT】M・フェルスタッペン全無線交信「エンジン⑨ポジション⑧がトラブルの引き金ではない?」

2020

 

 開幕戦オーストリアGPで電気系トラブルによりリタイアに終わってしまったマックス・フェルスタッペンだが、11周目のターン1手前でパワーを失う直前にステアリング上のボタンでセッティング変更を施していたように、わずか11周の間でも様々な操作を行なっていた。

 

 昨年は「エンジン⑪」がパワーユニットのパフォーマンスを向上させるパラメーターだったが、今年はレース序盤に操作していたのはエンジン⑫とエンジン⑪、エンジン⑨の3つだ。エンジン⑪で対処した「サージ」の問題というのはオシレーションやディプロイメントのようなトルクデリバリーに関することかと推測される。いずれにしてもエンジン⑪は昨年のパフォーマンス向上とは異なるファンクションになっているとみられる。

 

 9周目に「エンジン⑨ポジション④」に切り替えた後、11周目のメインストレートで「エンジン⑨ポジション⑧」という指示が飛び、その操作をしている途中で突然パワーユニットがカットオフした。しかしマシンの電源は落ちておらず、ターン1に向けてシフトダウンはできていたためハイドロ系もECUも機能している。

 

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  • コメント ( 7 )

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  1. umiyamada

    ワタクシの知っている、思っているF1とは、まったく別物です
    ドライバーに求められる能力も、ドライビング以外の部分の比重が高いような。
    いまのF1ではスイッチングもドライビングのうち、と言われてしまえばそれまでなんですが、昔のドライバーも前後のブレーキバランスやスタビライザーの調整『レバー』は操作してたみたいですけど、いまのステアリングスイッチの多さと言ったら…
    何から何まで電気スイッチですもんね。
    時代は変わったんですねぇ

    • MINEOKI YONEYA

      短いストレート走行中に瞬時に、ステアリングを見ないでこのボタン操作をできるようにならないとF1はドライブ出来ないですね(笑)

  2. turbo

    この無線交信の記事大好きです。
    次もぜひ。

  3. w0fu1sg6

    10周して操作したらバズるプログラミングされたチップがCEに載せられてたとか?
    マクラーレン製やし。。。有能なザクがこっそり指示とか?
    はい、もちろんいつものなんちゃって妄想です、すみません。

    • w0fu1sg6

      サムネイルとトップに来るショットの違いが、タイトルという言葉で決まって来て。か。
      ほんで、物語としてこうじゃないといかんね。。。つう。ことで。
      そうか、、、今やっとわかりましたわ。
      やばい明日からはワシちゃんと仕事しよう(笑

    • MINEOKI YONEYA

      フォーメーションラップの走り出しはHAMとVERのオンボード映像がボロボロだったり、ALBのオンボードもGPSも最後まで死んだままだったり、RICの無線がレースエンジニアじゃなくてピットウォールの誰かのコンターコムになっていたり、FOM的にも結構グダグダでした。。。縁石の影響ももちろんあるだろうけど、久々のレースで感覚が取り戻せていないのはエンジニアや現場スタッフもだし、いつもより人数が少ない、もしくはいつもと違う場所で仕事をしているだけに、こういうミスも起きるんでしょうね。

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