2018 Rd.16 RUSSIA
【Rd.16 RUS・土曜】ホンダ田辺豊治TD「アップシフト時のオシレーション問題のため、大事を取ってスペック2に戻しました」
ーー今日からスペック2に戻したということですが、その経緯をお聞かせください。
「昨日新しいスペックのパワーユニットを投入しましたが、基本的なところは問題もなく(性能面も)手応えがありましたとお話ししましたが、細かいところを色々と見てみると、レースに臨むにはまだもうちょっと手を入れてきちんとする必要があるということが確認できたので、今回のレースに関しては前戦まで使っていたパワーユニットに戻しました」
ーーレースで全く使えないような不具合が見つかったというわけではないのでしょうか?
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ホンダの新型PUといえば共振で壊れるイメージでしたが今回も壊れはしないまでも発生しましたか。
> ダイナモでエンジンにギアボックスを繋いでテストをするとギアボックスの痛みが速いんです。なのでダイナモでテストをするときは多少痛みが少なくなるようなセッティングでテストをしている
これかなり致命的な問題なのでは。今年だけなのか、これまでもずっとなのか分かりませんが、こういうのが修正できないとこれからも度々こういう問題が出るんでしょうね。
海外記事で顕著ですが、「振動」というとエンジンが回っていることによる振動が激しくて壊れるというイメージで受け取られてしまうのですが(取材者、書き手もそうとしか理解していないのでしょう)、ホンダの場合はアップシフト時の回転数変化による振動なんですよね。
ダイナモの問題は、ギアボックスの破損をどこまで許容するかでしょうけど、今回の問題で実走とダイナモのコラレーションがさらに正確に取れれば、結果的に良い方向にいくかもしれません。というか、そうしてもらいたいですね。