【Rd.10 GBR】徹底分析①:セーフティカーに救われたフェッテル、優勝を奪われたボッタス
イギリスGPは予選でルイス・ハミルトンとフェラーリの2台が0.098秒にひしめく大接戦となったが、ポールポジションを獲得したハミルトンはスタート発進時にホイールスピンを喫して順位を落とし、ターン3でキミ・ライコネンに接触されて最後尾まで落ちた。
代わって首位に立ったセバスチャン・フェッテルとバルテリ・ボッタスの優勝争いとなったが、33周目のセーフティカー導入時にステイアウトしたボッタスはレース最終盤にミディアムタイヤがタレて後退。ピットインしソフトタイヤに交換していたフェッテルが再逆転で優勝を飾った。ハミルトンは10周目には中団前を抜き去って6位まで浮上し、ボッタスと同様にSC時にステイアウトしたもののタイヤを保たせて2位でフィニッシュして見せた。
中団グループでは予選で最速だったハース勢がスタート直後のターン3で接触し自滅。代わって中団トップに立ったルノーのニコ・ヒュルケンベルグが6位でフィニッシュした。ただしエステバン・オコン、フェルナンド・アロンソ、ケビン・マグヌッセンらも僅差の争いだった。トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが最後にセルジオ・ペレスを抜いて10位でフィニッシュしたものの、接触しながらオーバーテイクしたことに対して5秒加算ペナルティが科され13位に降格となった。
実際に誰が速かったのは誰なのか、実際の各車のパフォーマンスがどうだったのか、レースペースと戦略を詳細に分析することであぶり出してみよう。
イギリスGP決勝のラップタイムを表にすると、以下のようになる(横軸が周回数、縦軸がラップタイムで上に行くほど速い)。
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