【Rd.3 CHN】あの“ベイダー卿”による、中国GPドライバーサイン会直撃レポート
中国GPの木曜日に開催されるドライバーサイン会は、スポンサーのゲストや読者&視聴者プレゼントなどごくごく限られた人にのみ主催者JUSSイベント社からサイン会参加パスが配布され、身分証明書での本人確認まで行なってようやく参加できるというほど狭き門。日本の某ジャ●ーズさんなんかと同じで転売屋対策だそうです。そういう意味では中国のF1人気も嵐やSMAP並み?
そのかわり、全ドライバーが入れ替わり立ち替わりやってきて超至近距離で次々サインしてくれるという夢のような時間・空間です。
そんな貴重な中国GPサイン会のパスがJUSSイベントさんから『F1LIFE』に1枚だけ提供してもらえたので、中国GPといえばこの人!昨年の金曜フリー走行でF1マシンよりたくさんテレビに映ったあのダースベイダー卿にパスを献上し、ダークサイドから直撃レポートして頂くことにしました。
それでは以下、上海という名の戦場から帰還したダースベイダー卿によるテキスト&写真レポートをお楽しみください。果たしてベイダー卿は何人のサインをもらうことができたのでしょうか?
・ ・ ・
F1LIFEの読者の皆様、初めてお目に掛かります。
Twitterにて@Vader0208のアカウントで日本のF1ファンの皆様からは「ベイダー卿」と呼ばれている
中国在住の日本人でございます。2017年の中国GPの雨で走行がなかったFP2にて
国際映像のカメラに捕らえられたダースベイダーと言えばお判りになる方がいらっしゃるかと思われます。
今回、F1LIFEさんからサイン会の潜入調査を依頼されましたので、
世を忍ぶ仮の姿共々2018年F1第3戦中国GPのサイン会に潜入してきました。
暫しの間お付き合いの程、宜しくお願い致します。
今年もやってきました上海国際サーキット。
地下鉄を降りるとまるでベイダー卿の宿敵「スタートレック」のエンタープライズ号が停泊できるのでは?
と思える巨大なグランドスタンドです。到着した時間は物静かな時間ですが、サーキットに
近づくにつれセーフティーカーの爆音が聴こえてきます。
今年で開催15周年目を迎える中国GP(もう15年!?自分の初観戦は05年です)。
サイン会は参加者300人程度限定という有料イベントで毎年行われてますが自分は初参加です。
海外では一般的な、かなりしっかりしたプラスチック製のパスでちょっとしたプレミア感を感じますが・・・
中に入ればプレミア感とは程遠いカオスでした。
一見並んでいるように見えますが、これ、狭い場所にただ縦長に集められただけです。
徐々に前に進んでいきますが、進むたびに前の方からはセキュリティの「押すなー!!」という怒号が響きます。
ちょっと進んで・・・止まって・・・ちょっと進んで・・・止まってを繰り返してましたら・・・
参加者全員が堰を切ったかのように我先に!と会場であるホームストレートに向け一気に走り出します!!
他人を蹴落としてでもサインが欲しいといわんばかりの怒号と悲鳴が周辺に響き渡ります。
周辺の興奮度はもうMAXです!!
サイン会への入り口はなんとこの人一人分しかないフェンスの隙間です。
ここに全員が集中するので後ろから前から押しつ押されずで周辺は殺気立ってました。
やっとホームストレートにつくともうこの人だかり。
日本GPの平和的なサイン会とは違い、参加者はピットロードから出てくるドライバーを柵の外で待ち
時にはお目当てのドライバーを呼んで運よく来てもらったら自分の持ち物やドライバーズカードにサインを貰うという
形式なのですが、秩序が無いのでもうここは戦場です。配給を待っている感じです。
比較的空いている場所を右往左往しているとマックス・フェルスタッペンがピットから出てきて
すぐ人だかりです。サインを貰うためには手を思いきり伸ばして「Please‼‼‼」と叫ぶしか手段がありません。
ええ・・・何とか貰えました。
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