RACE【レース】

20140319-01

 

 カーナンバー1を付けた王者セバスチャン・フェッテルのマシンは、スタートからズルズルと順位を下げ、僅か4周リタイアを余儀なくされた。予選前から発生していたパワーユニットの制御系ソフトウェアのトラブルが原因で、最後は数気筒を失い、ERS(エネルギー回生システム)も思うように使えない状態だったという。

 

ーー残念ながらわずか4周でリタイアとなってしまいましたが、何が起きたんですか?

「2回目のフォーメーションラップ(エクストラフォーメーションラップ)でエンジンのパワーを失ったんだ。原因はまだ分からないし、何のトラブルなのかもまだ分かっていないけど、ダニエルのクルマに何も起きないことを祈っているよ。今日のレースでもどこかのタイミングでトラブルが起きるんじゃないかとは思っていたけど、残念なことにそれが現実になってしまった」

 

ーー無線では『ノーパワー』、『ノーK』と言っていましたね。

「最初は“K”(MGU-K)がなくなっただけだと思ったんだ。つまり、バッテリーが回生をしてくれなくなってしまったんだってね。実際、バッテリーからのパワーは感じられなかった。でもそれからエンジン本体も問題が起きていて、何気筒かを失ってパワーを大きくロスしていたことが分かった。エネルギー回収もできないし、バッテリーからの回生もできなかった。パワーユニットは全てがそれぞれ相関関係にあってリンクしているから、いったん何かにトラブルが起きてしまうと他のところにも次々に問題が起きてしまうし、ストップするのも時間の問題というわけだよ」

 

ーーリタイアしてしまいましたが、レース終了までレースを見てから帰りますか?

「今年のクルマはそんなにうるさくないから、おしゃべりするのにはちょうど良いよね(苦笑)。それはポジティブなことと言えるのかな……もちろんフラストレーションを感じるよ。レースは楽しいし、僕はそのためにここに来ているんだからね。もちろんこうして(メディアに)話をするのも良いけど、それだけじゃしょうがないからね……」

 

20140319-02

 

(text by 米家 峰起 / photo by Wri2)

 

 

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