RACE【レース】

20140228-01

 

 2月28日、ついにフェラーリが今季初のレースシミュレーションに踏み切り、これを走破した。しかしすでに先週レースシミュレーションを完走したマクラーレンやウイリアムズに比べるとペースは振るわず、フェルナンド・アロンソの表情も今ひとつ冴えなかった。

 

ーーレースシミュレーションを初めて完走しましたね。その感触は?

「悪くはなかったけど、途中でトラブルが出てしまったせいで走りながらマシンに施す設定変更の面で少し妥協をしなければならなかったから、本当ならもう少し良い走りができたはずだったんだけどね。でも途中で止まってガレージに戻ることなく、連続のピットストップ57周を走り切れた。だから全体的には満足しているし、合計で100周を走ることができたのは大きかったと思う」

 

ーー燃費セーブで忙しい今年のレースのドライビングはつまらない?

「正直言って、去年までとそんなに違わないよ。もちろんレース戦略の詳細を明かすことはできないけど、ドライビングスタイルという点では特に大きく変わるというわけではない。1周目からタイヤをセーブしなければならないのも同じだしね。確かにダウンフォースは減っているし、レースではバッテリーのマネージメントをしなければならないから予選よりもパワーの低い状態で走らなければならない。決勝のトータルタイムはこれまでよりも長くなるだろう。もちろんドライバーとしては速いクルマに乗りたいよ」

 

ーーセットアップの煮詰めはできた?

「上手く機能してくれたものもあれば、今朝試したものは上手くいかなかったものもあった。でも開幕前のテストというのは1日に4つくらいのセットアップを試して上手くいったりいかなかったりという、学習のプロセスだからね。トラブルで充分な周回数を走れていないチームはそのセットアップの実験的なテストもできていないんだ。その点では僕らは良いと思う。あと残りの2日間でマシンのポテンシャルを引き出すために、セットアップをさらに煮詰める必要がある。僕らにはまだ欠けていることがあるんだ。開幕戦に100%準備を整えて臨むために、残りの2日間はスムーズなテストにしなきゃいけないね」

 

ーー開幕に向けて、テストの進捗は順調ではない?

「冬のテストがどういったとしても、オーストラリアGPに100%完璧だという気分で臨めることなんてないんだ。毎年そうだよ。その意味では今年もいつもと同じだ。確かに今年はクルマに新しい要素が多いから、これまでよりも多く実験的なことをやらなければならないし、テストは大変になっている。でも全体を見れば僕たちはたくさん走れている方だし、チームはこの冬の間に素晴らしい仕事をしてくれた。自分たちのポジションには満足しているよ」

 

20140228-02

 

(text by 米家 峰起 / photo by Ferrari)

 

 

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