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2014 T1 JEREZ TESTING

【小林可夢偉・テスト終了後インタビュー(2/3)】マシンフィーリングは「500馬力くらいしか出てないから何とも言えない」

20140201-03

 

 1月31日、ヘレス合同テスト4日目にケータハムCT05のステアリングを握って54周を走行した直後の小林可夢偉にインタビュー。初めてドライブした2014年仕様マシンのフィーリングについて聞いたが、まだ通常走行にはほど遠いという事実が浮き彫りになった。

 

ーークルマをドライブしたフィーリングは?

「システムがまだちゃんと機能してないんで、他のクルマとか2012年のクルマとかとの比較っていうのは難しいですね。

 V10からV8の時はトラコンが効いてんのかって思ったくらいですけど、今回はあの時以上の違いですね。ターボエンジンやからトルクが太いし、サウンドも全然違うし、ギアの数が1個増えてて不思議な感じやし(笑)。ギアがショートでたくさんあって、ホイールスピンしながらアップシフトしていくような感じなんですよ。

 ドライビングのフィーリングっていう意味ではそんなに大きく違うもんでもないかなぁとは思いますけど、ダウンフォースが少ないっていうのは感じるし、排気ブローイングがないからリアを温めてグリップさせるのが大変ですね。これまでは放っておいても普通に温まってたけど、今年はリアのブレーキシステムが変わって(MGU-Kの回生力を制動力としてコントロールでき)リアブレーキを使う割合が減ったんで、ブレーキからの熱も入りづらいし。そこはこれから開発を進めていかないといけないでしょうね」

 

ーークルマとしては抑えて走っている状態?

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