【ヘレス合同テスト・2日目分析レポート】一寸先は闇、まざまざと見せつけられたルノーの悲劇

　公式テスト2日目を迎えた朝、前夜の雨でヘレスの路面は湿っていた。コース上ではピレリのエンジニアが路面状況をチェックしている。

　やがて散水車が用意され、路面の水量を増して人工的なウエットコンディションでテストは行なわれることになった。初日を棒に振ったマクラーレンは夜のうちに問題を解決し、セッションの開始とともに新車MP4-29をコースへと送り出した。