RACE【レース】

20141110-02

 

 チームメイトとの激戦を制して第9戦ドイツGP以来となる優勝を飾ったニコ・ロズベルグは、接戦の中でも最後まで抑え切る自信があったと語った。最後までルイス・ハミルトンを見ながらペースをコントロールしていたのだという。その一方で、レース序盤にはマシン挙動に苦しみ、ステアリングの上のボタンと格闘していたことも明かした。

 

ーードイツGP以来の優勝、今季5勝目です。

「レース序盤はリアのデグラデーションが予想外にものすごく大きくて、かなり厳しかった。だからリアタイヤをいたわるためにかなりクルマの中でセッティング変更を行なわなければならなかったんだ。ステアリング上のボタンを操作してマシンの挙動を自分の思うままに変えることができるからね。でもレース中盤からはマシンがどんどん良くなっていったんだ。あれは予想外だったね」

 

ーースティントの最初の3周はタイヤをいたわるためにアグレッシブにプッシュするなと言われていましたよね。

「そうだね。でもピットインするルイスと争ってもいたから、イージーに行き過ぎるわけにも行かなかった。その妥協点を見つけ出すのが難しかったね」

 

ーーレース中盤以降はルイス・ハミルトンからのプレッシャーを受けていましたが、抑え切れると思っていましたか?

「ルイスを抑え切れる自信はあったよ。第1スティントの時点ですでにギャップをコントロールできていたし、DRSを使える範囲にルイスを入れないようにできていたからね。だから確信していたし、最後までギャップをコントロールするだけだったんだ。それに、ルイスがスピンして後退した間に通常以上にタイヤをセーブしておくこともできたしね。だからスティントの最後には充分なペースで走れると確信していたんだ。今日はタイヤがギリギリだっただけにそれは大きかったし、とても上手くいったよ」

 

20141110-01

 

ーー余裕があったのなら、もう少しギャップを広げたままキープすれば良かったのでは?

「確かに20秒もギャップがあれば楽だけど、今年これまでに何度も見てきたように、彼は素晴らしいドライバーだからそれも簡単なことじゃないよね(笑)。そう上手く行くことはない。重要なのは、ルイスにオーバーテイクのチャンスを与えないようにギャップをコントロールすることだったのさ」

 

ーーアブダビGPでの自力タイトル決定はありません。あなたが優勝してもルイスが3位以下でなければならない。アブダビでは2位にウイリアムズが入ってくれることを期待している?

「難しいとは思うけど、そんな奇跡的な結果になってくれたら最高なんだけどね(笑)。ウイリアムズはストレートが速いから抜くのは難しいし、クルマ自体も速い。アブダビはナイトレースで涼しくてデグラデーションも比較的楽だからウイリアムズにとっては良いだろうしね。そういう意味では僕の方に少し運は傾いているかもね」

 

ーーアブダビではどう戦いますか?

「僕は常に優勝を目指してフルアタックするだけだ。オースティンでもそうだったしここブラジルでもそうだった。アブダビに行っても何も変わらないよ。アブダビでもいつもと同じようにレースをする。それで結果がどうなるかを待つだけだよ」

 

(text by 米家 峰起 / photo by Wri2, MercedesAMG)

 

 

 

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