2014 Rd.8 AUSTRIA

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 オーストリアGPではレッドブルが発行する雑誌『レッドブルテン』が現場で毎日発行されました。その日曜日版の中身をチェックしていきましょう。

 

 表紙は予選でポールポジションを獲ったフェリペ・マッサと奥様ラファエラさんの濃厚なキス! この写真は二人の顔もしっかりと見えていて、カメラマンたちも他人の作品ながら「ベストショットだね!」と感心していましたよ。見出しの下にも小さく「マッサ夫妻のポールポジション」と書かれていますね。

 

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 予選結果はしっかりとグラフィック化されて収録されています。各ドライバーのここまでの成績も一目で分かって、なかなかの優れものです。実は予見終了後にグリッドペナルティもあって実際のスターティンググリッドはこの通りではなかったんですけどね(グロージャンはピットスタート)。

 

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 右ページの「F1にはこんなに人がいます」というインフォグラフィックはとてもよくできていますね。日本でもお馴染みのダン・クヌットソンが500戦目のグランプリを迎えたということで、そのお祝いシーンというパドックの雑ネタもしっかり収録しているところが憎いですね。ギョーカイ新聞的なノリですが、それがまた良かったりするんですよね。ちなみに、500戦くらい取材するとバーニーから名誉会員として生涯パスが授与されます。仕事があろうがなかろうが、いつでも好きなときにサーキットへ来られるわけです。

 

 左ページはなぜかナイジェル・マンセルによる解説というか感想文的な感じ(笑)。

 

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 写真ページもしっかりあります。「バードウォッチングに来たのに、同じ週になんかレースがあるなんて誰も言ってくれないんだもの」みたいな、この日のキャプションはちょっとイマイチかな。3日目ともなるともう息切れですかね。

 

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 レジェンドのコーナーはアラン・プロスト。ルノー・ターボの時代から、マクラーレンTAGポルシェの時代までに、このサーキットで最多の3勝を挙げているんですね。

 

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 真ん中はグリッドガールたち勢揃いの写真がドーン! セクター2のインフィールドセクションにある牛のオブジェのところに全員集合の壮観です。

 

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 1984年のニキ・ラウダの地元初優勝のドラマをマンガ化したもの。ネルソン・ピケを倒して、10回目にして初めての地元勝利です。

 

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 当日の決勝予想なんてのも。ただ順位を予想するだけではなく、レース展開まで分刻みで予想してしまうという。そして、もちろんレッドブルなんて全然関係ないという。てゆうか、結局これ誰がトップ3に予想されてるのか全然わかんないし。

 

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 最後はおもしろ写真のコーナー。「センセイ、またダニエルがタマ○マをぶつけたんです、お薬を!」とか、ハミちゃんのサインボードの横に「パンク」が置いてあるのを見て「ニコのクルーが心理戦を」とか「いつものようにバーニーが土曜の朝にグリッドを決めて、各チームはそれに合わせて予選を走った」とか、こちらはなかなか絶妙なキャプションですよ。

 

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 それからクイズコーナーと、レッドブルリンク周辺の催し物予定の紹介コーナー。DTMにヨーロピアン・ルマンにと結構いろんなレースをやるんですね。

 

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 裏表紙は今と昔シリーズで、ニキ・ラウダとドクター・マルコのオーストリア人ドライバー2人の今昔。よくこんな写真を見つけた&撮りましたね。

 

 とまぁ、相変わらず内容盛りだくさんの『レッドブルテン』でありました。ここでは紹介しきれなかったページも含めて、この日曜日号の内容はこちらのサイト(http://issuu.com/redbulletin.com/docs/f1-sunday)で閲覧できますので、チェックしてみてください。

 

(text and photo by 米家 峰起)

 

 

 

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