1. HOME
  2. REPORT【報道】
  3. 【特別レポート】山本尚貴、日本GPフリー走行出走! 正式決定まで半年間の紆余曲折の全て
REPORT【報道】

【特別レポート】山本尚貴、日本GPフリー走行出走! 正式決定まで半年間の紆余曲折の全て

報道記事

 

 10月7日、トロロッソとホンダから日本GPのフリー走行1回目に山本尚貴が出走することが正式発表された。昨年末に山本がアブダビGPを訪れてからそこに至るまでには様々な紆余曲折があったが、その経緯を解説しよう。

 

 まず昨年末に山本がF1を訪れた時点では、レッドブル側は山本に興味を示さなかった。ヘルムート・マルコの主義として若いドライバーを起用するというものがあるため30歳を超える年齢が最大の障壁となったが、それにも増して山本にヨーロッパでのサーキットやピレリタイヤの経験が皆無であることから、トロロッソのレギュラーシートはもちろんリザーブシートの候補にもならなかった。この時点で2019年のフリー走行出走に関する話し合いも具体的な段階には進展しなかったようだ。

 

 そのため2019年のインシーズンテストでルーキー枠(F1出場3戦以下のドライバーが対象)に起用されることもなく、山本がF1の実車の経験を積むチャンスは訪れなかった。山本自身もF1への思いは持ちつつも、現実問題としてそれが難しいことも理解した上で国内のスーパーフォーミュラとスーパーGT参戦に専念していた。

 

 もしレッドブルがバーレーンGPやスペインGPの後に行なわれたインシーズンテストで山本に1日でも走行機会を与えていれば、後述するような問題に直面することなくスムーズにFP1出走のためのスーパーライセンスが発給され、ここまで発表が遅れることもなかった。だがレッドブルとしてはこの5月までの時点では山本に対して全く興味は持っておらず、レッドブルジュニアチームのF1候補生だったダン・ティクタムに経験を積ませてスーパーライセンスを取得させF1に昇格させることだけを考えており、いずれのテストにもティクタムを起用していた。

 

こちらの記事は『F1LIFE』有料会員限定のコンテンツとなっています。
続きをご覧になるためには、ベーシック会員・プレミアム会員になって頂く必要があります。
会員登録の方法はこちら

※コース変更の場合は、旧コースの解除手続きを行なって下さい。
お客様の手で解除手続きを行なって頂かなければ継続課金は解除されませんのでご注意下さい。

会員登録する / ログインする(会員の方)

  • コメント ( 3 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. w0fu1sg6

    超厳しいマルコと元ぶちょーだし、針の穴を通せるか・・
    ピレリ関係なく走りまくった鈴鹿で、必死で来るガスンソのタイム超えたらF1でーす!
    ワクワクっ

  2. ManGok

    まさに紆余曲折でしたね。正式に決まって良かったです。

    後は台風がどうなるかですね……

  3. dubliner

    土曜日が雨なら金曜FP1のロングランデータが重要になるかも…
    スタンドプレーに走らず、しっかり仕事が出来るところを見せてほしいです。

コメントするためには、 ログイン してください。