【ホンダF1復帰への“現在地”】バージョン2のベンチテスト中。マクラーレンへの“モノ”受渡しはまだ(1/5)
2015年にF1に戻ってくるホンダに対しては、ファンの間でも様々な期待と不安が入り混じっていることだろう。マクラーレン・ホンダとしてF1に復活し、果たしてどれだけのパフォーマンスを見せられるのか? またすぐに撤退という道をたどるのではないか?
その背景には、今のホンダF1プロジェクトを取り巻く状況が見えてこず、パワーユニットの開発状況もマクラーレンとの関係も、何もかもが不明瞭で漠然としていることが理由にあるのではないだろうか。
そんな中、FIAからの要請によって中国GPのFIA会見に出席することとなったF1プロジェクト責任者の新井康久氏(本田技術研究所・専務執行役員)にホンダF1プロジェクトの今を詳しく聞いた。
ーーパワーユニットの開発状況はいかがですか?
「一応、計画通り進んでいますけど、それが競争力がきちんと確保できているかどうかということについては、こうしてF1の現場に見に来るといろいろと考えるところはありますね」
ーーマクラーレンとの提携体制というのは?
「双方向で人が行き来していて、テレビ会議や電話などいろんなコミュニケーション方法でほぼ毎日のようにやりとりをしていますね。もちろん図面のやりとりもしています。残念ながらまだ“モノ”としては向こうに渡せているものはないんですが」
ーーベンチでテストをしているV6のICE(内燃機関エンジン)自体もまだ?
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