【特別インタビュー】山本尚貴「シミュレーターに乗り、よりいっそうこの世界にチャレンジしてみたくなった」
ドイツGPの行なわれているホッケハイムを訪れた山本尚貴は、10月の日本GPの金曜フリー走行出走に向けて準備を進めている。レッドブル関係者とコミュニケーションを取りアピールすると同時に、出走資格を得るためにFIAとの話し合いも行なう。
さらにホッケンハイムに来る前にミルトンキーンズを訪れてレッドブルのシミュレーターを初めてドライブし、F1のすごさを体感してきた。
昨年末のアブダビGPの時とは比べものにならないほど、目を輝かせながらF1の魅力を語る山本尚貴の表情からは、F1に乗りたいという強い思いと具体的なプロセス、そして自信が感じられた。
ーー昨年アブダビGPに来た時と比べて、F1に対する思いに変化はありますか?
「正直言って、F1に乗りたいという思いはずっと持っていますし今も変わりません。でも今回初めてレッドブルのF1ドライバーが使うシミュレーターに乗らせてもらって、今の現役のF1マシンを知っている日本人って松下(信治)選手しかいないわけで、そんな数少ない経験を自分がすることができたんですけど、F1って操作が大変だろうなと漠然とは思っていたけど、今の規定の中では実際にマシンに乗ることは難しいにしてもその手前の段階としてシミュレーターに乗らせてもらったら、メチャクチャ面白かったんです。今の僕の立場で『面白い』という表現をすることが正しいのかどうか分からないけど、純粋にやっぱり自分の知らない世界を経験できたことが面白かったし、今の現役のF1ドライバーが速く走るためにこれだけの操作、これだけの仕事量をしてるんだということが分かっただけでも僕はすごくプラスになりました」
ーーF1というものがより具体的に見えてきた?
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エンジニア付けてくれたのね・・・レッドブルやるなあ。
30秒切ったって、鈴鹿・・・
うんうん、去年のトロロ予選より速いか・・。去年のレッドブルレベル走ったか。。
ほー。
ホッケンハイムのタイム、、知りたいなあ~
ホッケンのタイム、確かに何秒だったんだろう。機会があれば聞いてみますね。
長めのインタビューですが、割とスッと読めましたね。
1つの質問に対して、丁寧かつ詳細で論理的な回答がなされています。彼の人間性と知性と情熱が滲み出る、内容のあるインタビューですね。
色々と心配りがなされた言葉の端々に、長い間F1に対する思いを、多くの関係者の中で紡いできたのだなということを感じ取ることができました。
彼は、応援されてしかるべき人物だと思いました。
取材していて、本人の表情や声色も含めてすごく良い話だったので、ぜひ早く皆さんに伝えたい、それもできるだけその雰囲気を余すところなくリアルに伝えたいと思って、ノーカットでテープ起こししました(もちろん多少の切った貼ったの調整はしていますが)。おかげで睡眠時間はかなりなくなってしまったけど、それでも僕が感じた彼の気持ちや半年前とは違ったところが皆さんに伝われば良いなと思います。
「今のF1」を操るのがいかに大変かは、佐藤琢磨でも語れない。
そういう意味で、山本部長や松下信治がレギュラーになれるかは別にして、経験して後進に伝えるのは大事なこと。
あとホンダは国内にレッドブル同等のシュミレーター施設を作るべきだよ。
費用対効果は高いはず。
本当に日本のレース村の人たちは「世界」を知らなすぎますから、山本選手がこうしてF1に触れて感じた感動やドキドキワクワクをリアルに伝えてもらえば、少しは日本のレースが変わるキッカケになるんじゃないかと思います。じゃなきゃ日本のレースはさらにガラパゴス化していくだけです(すでにもう致命的なくらいガラパゴス化してますが)。
山本選手がチャンスを与えられて、そこで結果を出すことで若い子たちにもチャンスが生まれますしね。
内容のある深いインタビュー記事ですね。これを読んだらきっと誰もが、山本選手を応援したくなると思う。松下選手と一緒にF1に出たら、日本も盛り上がること間違いなし!
しかし、このインタビュー記事を読んでわかったことは、日本にいたらF1には絶対いけないな、ということですね。とくにエンジニアとのコミュニケーションを考えると・・・・
本当にまさにその通りです。世界を知らない人間がどうして「世界基準」を語ることができるのか? 日本はレースに限らずガラパゴス化しすぎてます。日本の中だけで生きていくならどれだけガラパゴスでも良いけど、これからの時代それではやっていけないと思います。
良いインタビュー記事でした。
ありがとうございます。
少しでも早くお伝えしたかったので頑張ってテープ起こししました。
頑張ってテープ起こし、ありがとう!!!