【総括インタビュー】牧野任祐「開幕前のモノコック破壊、あれが苦戦の始まりでした」(1/2)
今季はユーロF3に参戦しランキング15位という結果に終わった牧野任祐に、2017年シーズンを振り返るとともに、シーズン閉幕後のFIA F2テストへの展望、そして2018年に向けた展望を語ってもらった。
2017年は結果だけを見れば大苦戦のシーズンで自身でも「10点以下」と厳しい評価だが、苦戦の理由ははっきりしており、ケガから復帰したシーズン後半戦は上位で争える進歩を見せた。牧野は何に苦労し、何を得たのか。
ーー今シーズンはユーロF3に参戦して、かなり苦労しているようにも見えましたが、シーズンを終えてみていかがでしたか?
「F3のクルマ自体は去年も日本で走っていたのでそんなに違わないかなと思っていたんですけど、いざ走ってみると結構違う部分が多くて。マシンにアップデートが入ったことも多少あったんでしょうけど、タイヤは結構違うし、走らせ方の考え方も全然違うし。それで最初はちょっと戸惑いましたし多少のアジャストは必要でした」
ーー実際にどんなところに苦労していたんでしょうか?
「開幕前の公式テストの感触は、そんなに悪くなかったと思うんです。みんな燃料を多めに積んで走っていたりするので、あの段階では本当に正確な順位というのは分からなかったんですけど、(自分が搭載していた燃料量を)それを踏まえて考えればそんなに悪いポジションではないと思っていました。ただレッドブルリンクのテストでモノコックを破壊してしまったんです。それが今年の苦戦の始まりでした」
ーークラッシュした?
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