【特別試用レポート】世界中を飛び回るジェットセッターにピッタリのCASIO『EDIFICE』!
レッドブルのオフィシャルパートナーとして知られるCASIOさんから、高級ライン『EDIFICE』(エディフィス)の最新モデルを頂いてグランプリの現場で試用してきましたので、ご紹介しましょう。
エディフィスは「アドバンス・ダイナミズム」をコンセプトとした、ダイナミックかつ精緻なルックスと先進のテクノロジーを組み合わせた腕時計です。まさにF1のイメージにぴったりのハイテク&メカニカルな腕時計だといえるでしょう。
今年は開幕戦オーストラリアGPでレッドブルとの2年契約延長会見を開き、イタリアGPではレッドブル・コラボモデルの発表会を開きました。10月に発売された最新モデル「EQB-500」もこの会場で披露されていました。今回試用させて頂いたのはこちらのモデルです。
実際に使ってみて最も便利だと感じたのが、ブルートゥースでiPhoneと接続し、iPhoneアプリでいろんなコントロールができてしまうというところ。1週間ごとに世界中を転戦するF1関係者にとっては飛行機に乗るたびに腕時計の時差調整をするのが面倒だったりするのですが、このEQB-500ならiPhoneが拾った現地時刻にサクッと合わせられるわけです。それも秒針まで正確に標準時刻に合わせてくれます。(※Androidケータイ用のアプリもあるそうです)
しかもメインの時計を現地時刻にして、9時位置にあるミニ時計を日本時間にする、なんていうこともアプリで簡単に設定できてしまいます。ヨーロッパのサマータイムにも自動的に対応してくれますから、面倒なことを考える必要もないのが良いですね。
アラーム機能も付いていて、これもアプリで時刻設定ができます。腕時計単体ではこういうのがとても難しいんですが、アプリがあることでとっても簡単です。ボタン4つにリューズ1つですから、普通に使いこなすことなんてまず無理ですが(苦笑)、アプリにはガイドも入っているので安心です。
クロノグラフとしてストップウォッチ機能も付いています。レッドブルとコラボしているくらいレース好きなCASIOらしいのが、右下に配置されている平均時速計。前述のアプリには世界中のグランプリサーキットが登録されていて、アプリ上で選択してからストップウォッチで1周の時間を計測すると、ここに平均時速が表示されるんです。
まぁ、今時こんな腕時計で平均時速を計測する人はいないと想いますが(苦笑)、こういう“遊び心”が入れ込まれているところがCASIOらしいこだわりと言えるでしょう。聞くところによれば、開発者が「こんなのできちゃったんですよ!」と面白がって作った機能だったのだとか。
ソーラー発電パネルを搭載しているので、電池切れの心配もなし。僅かな光でも長時間駆動できる上に蛍光灯の電気でも発電するので、基本的に電池が切れることはないそうです。
高級ラインらしく、こんな素敵な化粧箱入り。なのにエディフィスとしては戦略的価格の40,000(税別)。とってもリーズナブルな腕時計だといえるでしょう。
自分のF1好きの趣味が高じて(笑)CASIOのF1進出を果たし、今やヨーロッパでシェアナンバーワンにしてしまった高橋さんが、ブレスの調整もしてくれました。日本GPのレッドブルのホスピタリティです。着てるのが2012年モナコGPの限定オフィシャルシャツというところからも、筋金入りのファンだということが分かりますね(笑)。
既存モデルをベースに、数量限定のレッドブル・コラボモデルも用意されています。しかし日本GPのブースでも結構売れたらしく、ほとんどが即完売状態だそうなので、もし店頭で見かけたらゲットした方が良いかもしれません。
しばらく試用してみて、世界中を飛び回る人にはとても便利な腕時計だなと感じました。前述のように世界各地の時刻に簡単に合わせてくれますし、電池切れの心配もゼロですし、タフなつくりなので多少ぶつけたりしても全く問題ありませんし。
普段使いではロレックスのような高級時計を愛用している人でも、飛行機に乗るときや出張時はエディフィスで、なんていう人も増えているそうです。みなさんもおひとつ、いかがですか?
(text and photo by 米家 峰起)
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