REPORT【報道】
【特別記事】JujuがF1を目指す方法
『Zinox F2000 Formula Trophy』を制したJujuこと野田樹潤に、良くも悪くも注目が集まっている。一般メディアが多く取り上げ、Jujuおよびモータースポーツが大勢の目に留まることは良いことだ。ただしそこに事実誤認が含まれていたのは決して望ましいことではない。
現状でJujuがF1を目指せる数少ない日本人ドライバーの1人だからこそ、その実力と実績は正しく評価されるべきで、そうしなければ今後のキャリア形成はどんどん難しくなっていく。カテゴリーが上がれば上がるほど結果が全てとなり、こうしたメディアによる脚色は意味をなさなくなるからだ。
その「事実」と、今後JujuがF1やフォーミュラEを目指すのならどのような道が考えられるのか、この2点を検証していきたい。
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厳しいですが、それが事実であり現実ですね。
野田陣営が本気でF1を目指すのであれば、
フォーミュラリージョナルオセアニアに参戦するかどうかでわかると思います。
SLPが無ければどうにもなりませんからね。
今季の選択は、昨季Wシリーズで失った自信を取り戻すための調整試合で、
来季に勝負をかけるつもりなのだと願っていますが…
王道のF1アカデミーに参戦してマクラーレンの育成になったのが
ブスタマンテ選手ではなくJuju選手だったなら、
トヨタとの繋がりも相まって盛り上がったと思いますが…
その辺の展開の読みも含めてレース界に精通したマネジメントが必要でしょうね。
そうですね、私みたいなド素人でもF1アカデミーが最良の選択肢であったことは分かりましたから。「車格」しか見ない参戦計画では、F1-F2-F3ピラミッドのF3より上には行けませんし、F1もFEも見えてこないので、そこをなんとか突破してもらいたいところです。
17歳でFRECAを制して来季F2に乗るアントネッリはじめ、Juju選手より年下の選手はいくらでもいますし、本当に「上」を目指すなら1年を無駄にしている暇はないと思うので。
FEの方の記事で答え合わせできました笑
野田家の今後について、ボクシング界における亀田家で例えようと思いましたが、踏みとどまりました。何故なら亀田家の3選手は井上尚弥選手のようなスーパーではないけれど、ノーマルな世界王者クラスの実力は伴っていて、手法はどうあれ世界王者になりましたからね。
ボクシングで例えるなら、他国の元ランカー経験者と契約ウエイトでエキシビジョンマッチ8回戦を戦って勝った!スパーリングで10ラウンドも経験した!と言っているだけで、実際には正規のウエイトでコミッショナー認定を受けた4回戦すら勝ったことがない状態と言ったら失礼過ぎるかな?
でもそう見えていて、言いたいことは「ちゃんとしたリングに上がろうよ!」ということかと。まずはそこからですよね。
彼女はカートでも目立った成績を残しているわけじゃないし、早くにフォーミュラに乗り始めて、ずっと「ちゃんとしたリング」に上がっていないんですよね。
もちろん女性として身体能力の限界値を上げるためのことだとは理解していますが、同年代がフォーミュラに上がってきたからには真っ向勝負しないと。
ここへきて陣営は「国際F3規格はインタビュアーが言った」というエクスキューズを付けていますが、そんなことはどうでも良くて、そこに乗っからず適切な説明をすればいいだけのことで。
今の彼女に必要なことは、同世代のドライバーとガチンコでちゃんとしたレースを戦って、それこそ「負けても負けても諦めない」精神でしっかりと成長を遂げて、同世代のトップドライバーに引けを取らない実力を身につけることだと思います。
米家さん、動画にゲスト出演してもらってレースファンの気持ちを伝えてください!出てくれないだろうなぁ…
かつて「下山家」と呼ばれた登山家がいましたね。誇張した実績で資金を集め到底成功できると思えない登山プランを立ててアタックする。そして案の定失敗するの繰り返し。発言の派手さから一部の一般人からは支持されていたようですが、同業者からの評価は「同業と思われたくない」と言われる始末。彼は結局文字にするのも憚られるような結末となってしまいました。
jujuさんは年齢的にも自発的にこのようなプロモーションをしているとは思えません。周りの大人たちに踊らされているのであれば誰かが正しい道に導いてやらないと「下山家」のようになってしまうのではないかと心配になります。