REPORT【報道】
【特別記事】ホンダ本橋正充「ホンダファンやホンダの人たちに笑顔を届けたい」
ホンダの第3期・第4期を通してF1活動に携わり、第4期はアルファタウリ側の現場統括責任者を務め2022年からは田辺豊治・前テクニカルディレクターの後任としてレッドブルとアルファタウリ全体への現場統括責任者を務めてきた本橋正充テクニカルディレクターが、第3戦オーストラリアGPをもって一度現場から離れることになった。
“本橋アニキ”と称されるこれまでのF1活動を振り返ってもらった。
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やっぱりガスリーの優勝って特別だったんですね。
あの時、ホンダのPUがメルセデスに遅れを取ってて(2020年開幕の技術指令のせいもありますが)、エンジンモードの技術指令が追加されて挑んだモンツァで、フェルスタッペンがサインツやペレスにまで予選でやられました。フェルスタッペンが「アルファタウリとの差を見ても分かるけど、僕らは苦戦している。どのリアウィングでもダメ。」みたいなこと話してて、ちょっと雰囲気悪い中を救ってくれたのがガスリーでした。当時、コンストラクターズでホンダの名前がついていたのはアルファタウリだけ。表彰式で「アルファタウリ・ホンダ」と呼ばれたのは格別でした。
2019年のオーストリアと2020年のイタリア。この2つのグランプリはこの先ずっと忘れることはないと思います。
現場にいて印象に残っているのは、それより2018年バーレーンGPと2019年ブラジルGPなんです。レッドブルじゃなくてタウリのスタッフが大喜びしていたのと、実力でそこまで行ったというのが大きかったですね。2020年モンツァも現場にいたらもっと印象深かったのかも知れませんけど。