【アプレゲールですいません。】いろんな意味でハードだったバーレーンGPナイトレース取材
バーレーンGPが終わり、ようやく2週間の長旅を終えて日本へと帰路に就きます。まぁ、もう2週間くらいじゃ長いと感じなくなっているというか、どこにいても『住めば都』的なノリでその土地を楽しんじゃってますが(笑)。
今年は10回目の開催にして初めての夜開催ということで、現地時間で午後6時、日本時間でいうと夜12時からのスタートというやや変則的なスケジュール。現場的には木曜日は普段通りに昼間に取材対応があり、金曜日からは全体が4時間後ろにずれるという流れでした。
オーストラリアは午後5時、マレーシアは午後4時、バーレーンは午後6時。それぞれ予選・決勝は同じ時間に行なわれるものの、金曜日はてんでバラバラ。現場的には、これが意外とリズムが狂って大変なんです。
加えて、バーレーンの場合はシャトルバスでマナマの街とサーキットとを移動するのですが、このシャトルがこれまでのグランプリ開催時と同じように夜11時までしかなかったりして、これに乗るためにセッション後の取材はバタバタ。
さすがにクレームも出て、土曜日以降はFIAからの要請で午前1時まで延長してくれたのですが、午前1時といってもセッション自体は普段より4時間遅く行なわれているので、普段のグランプリ時間に換算すると実質的には午後9時がラストシャトル。これじゃ結構厳しいんです。
しかも、いくら『実質的にはまだ午後9時』って言っても、人間の身体って不思議なもので、深夜1時にもなれば自然と眠たくなります(笑)。朝も4時間遅く起きているから実労働時間は同じはずなのに、不思議です。これはシンガポールGPのようなナイトレースの時にも言えることですが、これが意外とキツくて、メディアセンターなんて(通常グランプリ時間に換算すると)結構早い時間に人がいなくなっちゃったりします。
マレーシアとバーレーンっていう暑いところ2週連戦だし、ヨーロッパの連中の中には開幕戦から4週間ぶっ続けで旅している人もいますから、疲れもそろそろピークですしね。
まぁ、ヨーロッパの人たちにとっては、次の中国も遠い&異文化過ぎてまた精神的にハードなレースみたいですけどね(笑)。
(text and photo by 米家 峰起)
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