04/08
【バーレーンGP・日曜日】F・アロンソ「上海・バルセロナでは表彰台争いができる」
直線主体のバーレーンではフェラーリはメルセデスAMG勢に完敗し、上位に大きな差を付けられた。フェルナンド・アロンソは現時点でパワーユニットのパワー不足を抱えていることを認めながらも、直後のテストへ投入されるアップグレードパーツによって上海以降は再び表彰台争いができると自信を見せた。
ーー今週は開幕2戦にも増して苦しい戦いになりましたね。
「ここはレース週末を迎える前から厳しいことは分かっていたけど、予想以上に厳しい戦いになってしまったことは事実だ。僕らは戦略も完璧だったし全力は引き出せた。単純に速さが足りなかっただけだよ」
ーー3戦連続でフォースインディアとの戦いでした。ストレートスピードの不足は致命的ですか?
「ストレートで劣っていることは事実だ。しかしそれ以外の部分にある僕たちの長所を発揮できるサーキットもある。僕らはストレートで失っているけどコーナーでは速い。サーキットの特性によってグランプリごとに善し悪しは変わるし、(コーナーの多い)中国やバルセロナではウイリアムズやフォースインディアより速いはずだし、表彰台争いができるのではないかと期待しているよ」
ーー車体の開発予定については?
「パワーもそうだし車体側の空力効率の向上も進めている。それは予定通りに進んでいるし、クルマを走らせるための新しいアイディアを投入した新パーツをバーレーンGP直後のテストで試す。それが僕らにとって逆襲の第一歩となり、それが投入されている今後数戦で表彰台を狙っていくことが第二歩目だ。まだチャンピオンシップを諦めてはいないよ」
ーーメルセデスAMGに追いつくことは可能ですか?
「今は彼らを捕まえることは不可能だ。でも2009年のブラウンGPがそうだったように、前半戦で圧勝していても後半戦で大きく苦しむことだってある。彼らに追い付けるかどうか、あとは自分たち次第だ」
(text by 米家 峰起 / photo by Ferrari)
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